7月5日、石川県小矢部市で収録されたNHK新BS日本の歌が昨日放送されました。
この日はモチ美っちゃんの応援ですが、私のギターの渋田師匠がバンクバンドに名を連ねていたので、二重の楽しみでした。
近頃は番組のエンドロールにスタッフの名前が流れます。
これって、何だか嬉しい事ですよね。
さて美っちゃん。
前半懐かしの「ヤットン節」に続きメイン曲は何と「壷坂情話」でした。
こういうセリフ入り物語演歌は美っちゃんの最も得意とすることで、久しぶりのお披露目に会場はガラっと雰囲気が変わりました。
あれ？師匠、何故かメガネ？？
近頃の演歌新曲には何も期待していないワタクシではありますが、往年の冨田梓仁さんの曲はさすが名作です。
こういう文芸演歌であれば時を越えて歌い継がれるでしょうね。
歌というものは不思議なもので、勿論上手いにこしたことはなく、そしてプロは殆ど歌が上手いのですが、もっと肝心なのは「その人ならでは」ということではないでしょうか。
この歌はこの歌手に勝るものはない。
それがプロ中のプロだと思います。
名人ナカムラ！日本一！！
景気なんて良くなっている訳ゃありません。
政府が物価高騰の片棒を担いでいるだけで、給与が上がったのはほんの一部の人たちだけ。
まして年金生活者は目減りの連続。
でもヒマだけは豊富にありますので、手作りで支出を抑えています。すると美味しいものが出来る。出来るとついつほい食べ過ぎてしまい腹が益々出る。
こういう負の連鎖。
明るい話題。
悲喜こもごも。
何故か孫娘がめざましTV.
そしてじいじは歌にハマって・・・・
ギターも長時間やりすぎているから坐骨神経痛は未だに治療中。
暑すぎてどこにも行けない。
台風よ、この暑さを北へ持ち去ってくれ。
2480席、この大きな会場で4日、演歌のベテラン四人衆のコンサートでした。
この企画、第一回の3月10日富田林から追っかけて来ましたが、回を重ねるごとに少しずつ変わって来ています。
こんな事を言うと歌手の方々に大変失礼かもしれませんが、こちらだってファンです。ファンのプロ？ですから、都度の善し悪しくらいは感じます。
歌手だって人間ですから調子のいい時もあればそれなりの時もあるでしょう。
今絶好調のドジャース大谷選手だって、ホームランもあれば三振もある。同じですよね。
演ずる内容構成は変わりません。曲が一部、新曲などに入れ替わっているくらいです。
では何が。
この四人衆。
気が合うというか息が合うのでしょうか、トークの噛み合いがどんどん面白くなって来ています。
人の話にチャチ入れたり、オトボケがあったり。
はたまた曲にまつわるエピソードなどをその場その場の雰囲気に合わせて変えていきますから、昼の部見てそして夜の部観ても、初めて聞く話もありとても楽しいのです。
まるで一緒に遊んでいるかのような楽しさ、可笑しさ。
どうもこの四人衆には上下関係がいい意味で薄いような気がします。
デビューそれぞれ、年齢それぞれではありますが、「オレがオレが」がなくとても和やかです。
これだけだったら何だつまらん、でしょうが実はもっともっと大きな変化を感じています。
それは勿論、歌。
夫々の歌手が、想い出のカバー曲を歌うコーナーがあるのですが、第一回の5か月前は他人の歌カバーだったものが、今回はしっかりとご自分の持ち歌にされていました。
香西かおりさん「冬どなり」（ちあきなおみ）
新沼謙治さん「夕焼雲」（千昌夫）
中村美律子さん「大阪しぐれ」（都はるみ）
山本譲二さん「北の漁場」（北島三郎）
更にご自分のオリジナル曲も、声の出がどんどん良くなって来ていました、皆さん。
ベテラン四人衆のベテランたる所以か、プロたる者の為せる業か分かりませんが、このステージまだまだ全国を回ると思うと、その都度期待が高まります。
東北であったら、また行こうっと。
次はどこが誰がどのように進化しているのでしょうか。
そう言えばタイトルも変わっていたのですね。
「歌謡ビッグステージ」から今回は「四人衆コンサート～お客様の笑顔と拍手に支えられて～」
