アネモネ・季節の花と花言葉 | kensan-0427さんのブログ

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アネモネ


花言葉【はかない恋・清純無垢・無邪気】


アネモネは、ギリシャ語で「風」を意味します。
今回は、風にそよぐアネモネの花になった‥美少年アドニスの物語のご紹介です。
ギリシャ神話随一の美少年アドニスは、キュプロス王キニュラスとその娘ミュラとの近親相姦により生まれました。(+_+)(+o+)
ある日、愛と美の女神アフロディーテ(英名ヴィーナス)は、その侍女ミュラが自分の祭祀を怠ったことを不満に思い、息子エロス(英名キューピット)の弓矢を利用して、侍女ミュラがその父を愛するように仕向けたのです。
そして生まれた子が‥アドニス。


全知全能の神ゼウスは、この不幸な生い立ちの子供の養育を、春から夏は‥愛と美の女神アフロディーテに‥秋から冬は‥ゼウスの娘、冥界の女王ペルセフォネに託しました。
そしてアドニスは、どんどん成長し、やがて‥すべての女神達を魅了する美少年に!(^−^)
アフロディーテも例外ではありません。
息子エロスが放った矢が、誤ってアフロディーテの胸に命中(゜o゜)
目覚めた時に、最初に見たアドニスを深く愛するようになってしまいます。
秋になっても‥冬になっても‥アフロディーテはアドニスをペルセフォネに渡そうとしませんでした。
これに対して憤慨したペルセフォネは、このことをアフロディーテの愛人‥軍神アレスに密告したのです。
短気者の愛人アレスは、怒りイノシシを暴走させてアドニスを襲わせました。
狩りの途中‥突進してきたイノシシの牙にわき腹を刺され‥やがてアドニスは息絶えてしまいます。
この時、地表に降りかかった血の跡から‥一輪のアネモネが‥‥(・o・)
愛するアドニスを失ったアフロディーテは、失意に泣き崩れます。

この時流したアフロディーテの赤い涙が‥白バラを真紅のバラに染め抜いたと伝えられています(^−^)(^_-)-☆