鶯宿梅(オウシュクバイ) | kensan-0427さんのブログ

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鶯宿梅(オウシュクバイ)


 
ウグイスが宿にする梅………
なんかぁ〜いいなぁ〜〜(*^^*)


鶯宿梅は鶯(うぐいす)の宿る梅の意で、紀貫之の娘である紀内侍(きのないし)の家にあった逸話のある梅です。
村上(むらかみ)天皇の時代、清涼殿(せいりょうでん)の前の梅が枯れたため、西京(にしのきょう)にあった紀貫之の家から代わりの梅の木を掘り取らせてきたところ、いつも見ていた梅の木が無くなっていることに気付いた娘紀内侍が、木の枝に

「勅なればいともかしこし鶯の宿はと問はばいかが答へん」
(勅命であれば、おそれ多いことでは有りますが、鶯から「私の宿はどこに行ったのですか?」と聞かれたらなんと答えたらよろしいのでしょうか?)

という歌を結び付けて悲しんだ。それを知った村上天皇は、梅の木を元の紀貫之の屋敷に戻した、といういわく付きの鴬宿梅です。