(概要)
医学書院からでている本です。血液学、特に血算の鑑別に焦点をあてた本になります。
赤血球、白血球、血小板それぞれの増減と汎血球減少についてそれぞれ症例を合わせて
記載されています。
(感想)
臨床検査技師になり、初めて血算検査を担当する方にはもってこいの内容です。
(勉強法)
血算の考え方がわかりづらい方には入門書として良い一冊になります。
読み方、考え方の本なので各疾患については学生時代の教科書に立ち返って学ぶといいと思います。
また、血液像の検査は血算算定の知識が不可欠なのでそちらと合わせて勉強するとより理解がはやくなると思います。