えすっこと申します。今回僭越ながら「Wake Up, Girls! Advent Calendar 2018」に記事を書かせていただきます。

超簡単に自己紹介しますと大阪在住、ななみ推しのワグナーになります。どうか最後までご一読いただけましたら幸いです<(_ _)>

 

・Wake,Up Girlsとの出会い。

「Wake,Up Girls」自体を初めて知ったのは2014年1月1日、コミケ後に秋葉原電気街口の柱で電光掲示板を見て知りました。もちろんその時はその後ワグナーになるとは露見も思いませんでしたが、とはいえ間違いなくそれが僕とWUGとの初めての出会いでした。 2014年1~3月、最初のTVアニメが放送していた時もみており、2014年末の幕張のライブにも参加しておりました。とはいえ、その頃はまだまだ遠征しまくるレベルではなかったです。個人的には、2015年秋に関東から大阪に転勤して一人暮らしをすることになるという出来事があり(徳島に近くなってマチ★アソビにも行くようになりました(笑))、2016年に入ったころから色々遠征までするようになりました(初めて仙台に行ったのは2016年3月)。そして仙台に初めて行く頃までに、推し=山下七海さんもほぼ確立するような形になりました。ななみんを推すようになったきっかけを話すと、写真集のお渡し会や2016年のAnime JAPANのお渡し会で心を鷲掴みにするようなことを言われたからなど、色々ありますが、また1つ分の記事になってしまうと思いますのでそれは別の機会に。

 

僕にとってのWUG出会いの地、「秋葉原駅電気街口」

 

・「2018年6月15日」、どう感じたか?

6月15日のWUGの解散については、会社にいた時にたまたまニュースサイトを見て知ることになりました。その時は動揺が走り、仕事中にもかかわらず思わず隣の席の同僚にも口走ってしまったのを覚えています。一旦そのことは忘れて仕事を続けて家に帰りました。家への帰宅途中には電車乗ったり晩御飯を食べたりしながら「6年間続いたのだし、そろそろ潮時ということなのだろか。そういえばHOMEツアーPart3の発表もきたし、どこ行こうかな?」等と考えながら家に帰りました。自宅で「がんばっぺレディオ!」で解散発表について改めてWUGちゃんからの生の声を聴いていると、改めてWUGが本当に解散してしまうということの衝撃が伝わってきました。そして自然と涙がこぼれていき、WUGが自分の中に占めていた大きさを感じたのでした。

 

・結局何故WUG?

「なんでWUGがそんなにいいのか?」と非ワグナーの友人から聞かれたことがありますが、今でもなかなか一言では言葉にするのが難しい問いかけです。個人的にはWUGにハマることになれた大きな理由の一つは、お渡し会などの接近イベントの存在が大きかったかなと思っています。実は接近イベントに参加するのはWUGが初めてだったという事もあり、接近戦のおかげてWUGちゃんのメンバー個人に対する親しみが一挙に増しました。とは言え、「接近なら地下ドルとかでチェキとかもっといっぱいあるじゃん」と言われると、「う、う~ん・・。」と返事に窮してしまう所でもあります。ではなぜみんなWUGにハマるのかという事になりますが、個人的な考えを挙げさせていただきますと、WUGの持つ「特異さ」が、多くの人を引き付け、見届けてみたいと思わせるのではないだろうかと思っています。

WUGは声優をデビューさせてアイドルユニットを結成し、同じ「WUG」の名前を冠したアニメの声優をやってみるという、今までにない試みでした。最初のアニメを作って以降のWUGというコンテンツの展開は、運営サイドにとっても当初予想していなかった展開を見せたのではないでしょうか。勿論なかなか成功しなかった部分もあるかもしれませんが、一方でライブでは大きな盛り上がりを見せるようになり、後続のアニメの話が公には何も決まっていなかった2016年には、前年の4か所公演から一挙に7か所で公演を行ったというのはこれまた「特異」なことでありました。「夏のツアー→年末幕張のスペシャルライブ→3月のソロイベント」という形が4回も続き、色々なことがあり少し挫折もありながらも、このサイクルを中心にWUGの活動が続いてくれることは、ワグナーにとって何よりの楽しみでしたし、逆にこの3点セットが必ずしも順風満帆ではない状況で4回(ライブツアーに限れば5回も)続いていったことはそれもまた「特異」なことであったように思えます。この「特異さ」が、多くのワグナーにとって「Wake,Up Girls」の活動を最後まで見届けようと思われる気にさせてくれたのではないのでしょうか?

 

 

・WUGの存在感

さて、触れるのに少し勇気がいる話になりますが、WUGの解散を受けて「WUGはもっと人気出るべきではなかったのだろうか、なんで名だたるアイドルアニメに肩を並べられなかったのだろうか?」と悔やんでいるワグナーは少なくないと思います(僕も少し思っています)。もちろん、監督交代の件などいろいろゴタゴタ毎がありました。強力ながひしめく「アイドルアニメ戦国時代」は、やはりそれだけ過酷なものであったという事なのしれません。

 しかしそれでも、Wake,Up Girls!は6年間続いてくれました。もう本当に立派なものだと思います。WUGの活動が続いているという事を知って、去年ぐらいからワグナーになった人の数も少なくないでしょう。アニサマにも、2016年を除いて前後4回にわたって参加し続けることが出来、今年も直前のサプライズという形で出演を果たすことが出来ました。最後となる今年のアニサマに参加して思ったのは、アーティストからもファンからもWUGは愛されているという事です。今回、アニサマの会場でまゆしぃから「WUGは3月で解散になります」という生の言葉があった際に、会場から「え~」という歓声があがりました。ワグナーからすれば「WUGの解散」に対して軽々しく「え~」

、などとは言いづらいかもしれませんが、あの時さいたまスーパーアリーナに響き渡った「え~」は、非ワグナーの人たちからの、お世辞ではなく本心からの解散を惜しみ自然に発せられた声だった、個人的にはそう思っています。更に続いたAqoursやミルキィホームズからのサプライズコメント映像を見ると、彼女たちはライバルグループからも解散を惜しまれるほどに存在感を示し続けることができたのだったと言えるのではないでしょうか。あの時は、ワグナーであったことを誇りに思える瞬間でもありました。WUGの解散とともにほぼ丁度平成の時代も終わりますが、WUGは間違いなく平成のアイドル史・声優史の中に刻まれるものだと、そう確信しています。

 

・ワグナーの皆さんへ

Wake,Up Girls!を通じて様々なワグナーさんにも出会うことが出来ました。人付き合いは苦手な人間ですが、オフ会に参加させていただいたりいつも会うことができるワグナーの友達を作ることもできました。そしてなにより、WUGがここまで続いたのも、ワグナー一人一人の応援があってからだと思います。そういう意味では、僕はこれまで応援してくださった一人一人のワグナーの皆さんに感謝申し上げたいです。考えの違いはお話を聞いている限りは多少あれど、一昨日の盛岡公演後のワグナーの感想(盛岡へ行って良かったー、等!)を見ていると、ワグナーのWUGちゃんへの想いの大きさはみんな同じぐらい大きいものだなと、感じております。ワグナーの皆さん、Wake,Up Girls!を盛り上げ、応援し続けてくださいましてありがとうございました!最後まで皆さんとWake,Up Girls!を応援し続けていけたらと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!