原発事故の報道で

よく取り上げられている 放射性物質(放射性核種とも言う)。

実は放射性物質は

珍しい物ではなく

自然界にも存在するごくありふれた物なのです。




放射性物質には色々な種類があり、

出る放射線の種類も様々です。


放射性物質は不安定で

安定な物質へ戻ろうとする 物質の動きによって

放射線が出ています。



原発から出る放射性物質は

自然界に存在する放射性物質より放射能濃度が高い物質が多く

そのため騒がれているのです。



放射性物質とは

元素の放射性同位体とも言います。


現在発見されている元素は

公式に認められているものだけで

112種類あります。


少なくとも この3~4倍以上の種類の放射性物質(放射性核種)があります。

原子番号83番のビスマス以降は

全て放射性物質です。




放射性物質が崩壊して別の物質に変わる時、

元の放射性物質の半分が崩壊する期間を半減期と言います。

短い種類では μs(マイクロ秒)単位の物質から

長い種類では 100億年以上の物質まであります。

ビスマス209 という放射性物質は

1900京年という とてつもない長さです。


地球どころか 宇宙の年齢よりもはるかに長い年月です。



ヨウ素の同位体

ルビジウムの同位体

ビスマスの同位体

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