アメピグで交流している時
他の人達から私のニックネーム「乾栗陀耶識」について
「何て読むの?」「どんな意味?」と聞かれることがよくあります。
普通はあまり読めない漢字だと思います。
読み方は「けんりつだやしき」と言い、語源は仏教用語です。
ここから↓に意味を書きました。
人間は通常、六つの感覚を持っています。
言うまでもなく その六つと言うのは
眼識(げんしき) 視覚とも言い、周りの物を見る能力
耳識(にしき) 聴覚とも言い、音を聞く能力
鼻識(びしき) 嗅覚とも言い、匂いを嗅ぎ取る能力
舌識(ぜっしき) 味覚とも言い、食べた物の味を感じ取る能力
身識(しんしき) 触覚、痛覚、温度覚などと言い、主に皮膚に存在する受容細胞によって受容され、体表面に生起すると知覚される感覚のことを指す。
意識(いしき) 思考することが出来る力、ある種の予知能力などもこれにあたる。
これらは脳神経系をはじめとする肉体が正常に機能しなければ役に立たないのである。
仏教の唯識論においてはさらに上の「識」八識までが存在する。
末那識(まなしき) 仏教の解釈によると、意識の更に深い部分に存在する識だという。
阿頼耶識(あらやしき) 心の深層部分の名称であり、大乗仏教を支える根本思想である。宇宙意識とも呼ばれる。天台宗や真言宗によると、まだ阿頼耶識でも宇宙意識の浅い部分に過ぎないのだという。
天台宗では次の識、第九識が立てられている。
阿摩羅識(あまらしき) けがれが無い無垢識・清浄識、また真如である真我、如来蔵、心王であるとし、すべての現象はこの阿摩羅識から生れると位置づけた。
真言宗ではさらに乾栗陀耶識を加えて十識とする。
乾栗陀耶識(けんりつだやしき)
真言宗による最深層にある宇宙意識。ここまでくるともう神の領域である。
ちなみにマンガの話で申し訳ないのですが、
20年ほど前に少年ジャンプで連載され、テレビでもアニメが放送された
「聖闘士星矢」という作品がありました。
これに登場するキャラの主人公たちが属する青銅聖闘士たちは
教皇の反乱によりやむを得ず最上級クラスの黄金聖闘士たちと闘うことになってしまった。
この黄金聖闘士たちと対等に戦うためには
「セブンセンシズ」というものに目覚めなくてはならなかった。
その「セブンセンシズ」がここでいう「末那識」にあたります。
さらにその後の戦いで、
冥界から攻めてくる「冥王ハーデス率いる冥闘士」とも闘うことになり、
冥界へ行き、奴らと対等に戦うためには「エイトセンシズ」に目覚めなければならなかった。
その「エイトセンシズ」がここでいう「阿頼耶識」なのです。
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普通はあまり読めない漢字だと思います。
読み方は「けんりつだやしき」と言い、語源は仏教用語です。
ここから↓に意味を書きました。
人間は通常、六つの感覚を持っています。
言うまでもなく その六つと言うのは
眼識(げんしき) 視覚とも言い、周りの物を見る能力
耳識(にしき) 聴覚とも言い、音を聞く能力
鼻識(びしき) 嗅覚とも言い、匂いを嗅ぎ取る能力
舌識(ぜっしき) 味覚とも言い、食べた物の味を感じ取る能力
身識(しんしき) 触覚、痛覚、温度覚などと言い、主に皮膚に存在する受容細胞によって受容され、体表面に生起すると知覚される感覚のことを指す。
意識(いしき) 思考することが出来る力、ある種の予知能力などもこれにあたる。
これらは脳神経系をはじめとする肉体が正常に機能しなければ役に立たないのである。
仏教の唯識論においてはさらに上の「識」八識までが存在する。
末那識(まなしき) 仏教の解釈によると、意識の更に深い部分に存在する識だという。
阿頼耶識(あらやしき) 心の深層部分の名称であり、大乗仏教を支える根本思想である。宇宙意識とも呼ばれる。天台宗や真言宗によると、まだ阿頼耶識でも宇宙意識の浅い部分に過ぎないのだという。
天台宗では次の識、第九識が立てられている。
阿摩羅識(あまらしき) けがれが無い無垢識・清浄識、また真如である真我、如来蔵、心王であるとし、すべての現象はこの阿摩羅識から生れると位置づけた。
真言宗ではさらに乾栗陀耶識を加えて十識とする。


ちなみにマンガの話で申し訳ないのですが、
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「セブンセンシズ」というものに目覚めなくてはならなかった。
その「セブンセンシズ」がここでいう「末那識」にあたります。
さらにその後の戦いで、
冥界から攻めてくる「冥王ハーデス率いる冥闘士」とも闘うことになり、
冥界へ行き、奴らと対等に戦うためには「エイトセンシズ」に目覚めなければならなかった。
その「エイトセンシズ」がここでいう「阿頼耶識」なのです。
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