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現在大学2年生の長男ですが、赤ちゃん時代はほんっとに手のかかる子どもでした。
長男が2才になってすぐに下の子が生まれたので、まるで双子の子育てのような経験をしました
おまけに下の子が生まれて4ヶ月くらいの時に、夫が単身赴任となり 約1年間 ワンオペ2児育児を経験しました。
無我夢中だったので、その時の記憶はあまりありません。
とにかく毎日がバタバタバタバタ…。
洗濯と食事作り、風呂などに追われ 自分の事はほったらかしでした。
息子は、
いたずらっ子で多動気味。
癇癪持ち。わがまま。
甘えん坊。我が強い。
寝ない。
結果 その時の睡眠不足やストレスなどが原因でうつ病を発症したのだと思いますが…。
ま、それは置いといて…。
確か息子が4才位の時だったと思います。
何かのイベントの前日で色々買い揃える必要があり、お店のはしごをしていました。
その時 ハプニングが起こりました。
わが家はセダンタイプ（スライドドアではない）の車に乗っていました。
運転席の後ろ窓側に息子のチャイルドシート。
助手席の後ろ窓側に娘用のチャイルドシートを置いてました。
（後部座席に２個ね）
なので、夫が運転する時は私は助手席に座ることになります。
買い物のはしごをしていた時だと思うのですが、車に乗り込んで10分くらいしたら、後ろの方から
「う〜ん」
という息子の声がしました。
「どうした？」
と聞いても
「うん」
としか言いません。
振り向こうにも私もシートベルトをしているし、ガッツリ振り向く事ができません。
で、何度も大丈夫？
と声掛けしていたら、
「お母さぁん
」
」と泣きそうな声になりました。
夫に車を緊急停車してもらい、助手席を降りて後部座席のドアを開けました。
娘とチャイルドシートをどけて、息子の隣に座りました。
そして 蒼くなった息子の顔を見て
「どうした？」
と聞くと、
「なんか、からまった」
というではありませんか。
よく見たら、なんと
息子はシートベルトを自分で引き伸ばして自分の体にグルグルグルグル巻き付けていたのです
もちろん最初は普通にシートベルトを着用していました。
わが家の車のシートベルトは、最初グッーーーと引っ張るとズルズルっと長く出てきますが、その後ちょっと戻すとどんどん締まっていく仕組みです。
一度 締まり始めたら、一方方向にロックがかかり緩める事ができないのです。（結束バンドみたいな仕組み）
かなりきつく巻かれた状態なので、バックルを外すことも出来ませんでした。
息子のウエストはベルトが何重にも巻かれ、どんどんしまっていっていくもんだから細くなっているのです。
アリやハチのウエストみたいに細くくびれています。
息もしにくいようでした。
慌てて、私は自分の手を息子のウエストに差し込んで、それ以上ベルトが締まっていかないようにしました。
息子のウエストがちょん切れるかと思いました。
息子は涙目でしたが、自分のいたずらからそうなったので、大人しくしていました。
私は、夫にすぐディーラーに行くように言いました。
幸いディーラーは車で数分の所にあったので、駆け込みました。
夫「すみません。子どものシートベルトが絡まってとれないので切ってください」🧑🔧「わかりました！」
（息子を）じっと見る。
🧑🔧「シートベルトを切ると修理（取り寄せ設置）代かなりかかりますけど…、それにシートベルト取り寄せに一ヶ月ほどかかりますが…」
「お金かかってもいいです。早く助けださないと！でも取り寄せに一ヶ月は困るかな
」🧑🔧「じゃぁ、切りますよ！」
🧑🔧「…あ、でも 子どもさんだから一回持ち上げて回してみます？」
「ま、まわす？」 夫 「はい！回してください！」「・・・」ディーラーの整備の方と夫とで、窓から手を突っ込んで息子を持ち上げました。
そして、空中で３回転ほど回しますと、
あら不思議！
絡まっていたシートベルトがほどけました。
息子のお腹にはシートベルトの跡が残っていましたが、骨のない所だったので骨折などの怪我はないようでした。
ディーラーさんに丁寧にお礼を言ってすぐ帰宅しました。
息子になんでシートベルトが絡まったのか聞いたら、
伸びるのが面白かったから伸ばしたそうです
お腹に巻いたのは巻いたらどうなるかなぁ？と思ったそうです。（よく子どもがカーテンにグルグル巻き付いたりしますから、あの気分だったようです）
そしたら締まっていって苦しくなって どうしよう？ってなったとか。
もう二度としないように 約束させました。
子どもって本当に何するか 想像もつきません
当時の車のシートベルトはロックが強くかかるタイプのものでした。
今の車はそこまできつくロックはかからないのですが。
ほんとにヒヤリなアクシデントでした。
翌日のイベントはキャンセルだろうな、とその時は思いましたが、その後 体調不良も訴えなかったのでそのまま行かせました
ほんとは子どもの隣に誰か大人が乗っているのが理想なのでしょうが、なかなか難しいです。
それ以来、息子のチャイルドシートは助手席に移動させたと思います。（チャイルドシートを助手席に乗せるのは推奨されてないみたいですが仕方ありません
）
）息子はやんちゃだったので、病気でどうかなるという心配はしませんでしたが、交通事故や怪我などで命を落とす事があるかもしれない、とずっと覚悟して育てていました。
それは夫も同じでした。
そんな魔の幼児期を過ぎ、またまたやんちゃな小学生時代（顔を縫う怪我等多々あり）を過ぎ、高校生くらいになってやっと落ち着きました。
中学２年生くらいまで、しょっちゅう学校から呼び出されていました。（怪我、器物破損等）
ほんとに今 生きているのが奇跡だと思います。
車の窓でいたましい事故が起こりましたね。
息子のやんちゃ時代を思い出しましたが、きちんとやっていても子どもは何をするかわかりません。
好奇心旺盛な子は特に…。
うちの息子が無事だったのは運がよかっただけかも、と思います。
ではまた
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