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息子が中学校1年の時、順位が下から2、3番目になりました。

生徒数170人中、168番。

同じ点数の子がいたら、もしかしたら最下位だったかもしれません。


まぁ 息子は絵を描く事が好きだったので、将来その方面を目指した方がいいのでは?と思いました。


私立の進学校で勉強が大変なので、学校を転校する事も考えました。

でも息子は学校を辞めたくないと言いました。

理由はお友達と別れたくないから、でした。

小学校から一緒のお友達と別れるのが本当に嫌だったようです。


それなら覚悟を決めなければいけないのです。


普通の中学みたいに、高校受験をすることはできません。

(高校へ願書を出してくれないようです。一旦公立中学に転校する必要があるようです)


塾には行っていましたが、実になってなかったようです。


担任の先生と何度も話をしました。

どうやったら成績があがるか。


先生「息子さんはやればできる子です」


みんなそうでしょ!真顔


先生にそれ言われたら もう終わり!って思いました。


私「先生どうしたらいいでしょうか?」


先生「勉強しろ、と絶対に言ってはいけません」


そ、そんな…。

勉強しないで 家でiPadやゲーム、マンガばっかり読んで、絵ばっかり書いてる子に勉強しろと言うな、ですと。


でも、やっぱりつい言ってしまうんですよ。イライラして。

「宿題やらなくていいの?」

「3時間くらい動画見てるけど」


親にそう言われるとムキになって、余計やらないのです。


また先生に相談。

先生は、やらなきゃいけないのは本人が一番わかってるはずですから、お母さんが言う必要はありません。

まだ余裕があると思っているのでしょうね。

第一志望の大学目指すなら、手遅れになるので、そろそろタイムリミットです。やるしかないんですよ。


で、その通りだなと思いました。

学校でも散々先生たちに言われていて、本人が一番よくわかってるんですから。


私はそれ以来、息子には一切勉強の話はしませんでした。


そして息子がiPhoneがほしいというので、成績が30番台になったら買ってあげる、という約束をしました。


160番台をうろうろしている息子です。絶対無理だと思いました。

息子もそんな無理難題の条件にがっかりしていました。


ところが、次の試験では70位くらいになり、その次で30位になりました。


30位だと、国立の旧帝大が射程範囲なのですポーン


目標は高い方がよいので、第1志望をそちらにしました。


以来息子はずっと30番台をキープしていました。


中学2年の時から、勉強しろと言いたい言葉を飲み込んで我慢した5年間でした。


息子は高校に入ってからは、志望校に合格できると調子に乗って、またサボり癖がつきはじめました。


でも、もう私は小言をいうのを辞めたので、気にしないでいられました。


第1志望の大学に行けなかったとしても本人が選んだ事ですから。


結果、第1志望は旧帝大と同じくらい難易度が高い東京都立大学にしました。

東京で暮らしてみたかったようです。

最終的に都立大学が「C」判定になり、息子は合格間違いない、とたかをくくっていました。

「C」判定は一か八かですけど、受かる可能性は高いみたいです。


でも共通テストをコロナ感染で受けられなかったので、結果第3志望にしましたけど。


よくよく考えてみたら、最下位に近かった子が都立大学目指すまでに成績があがったのは本当に奇跡だと思います。

本人もものすごく頑張ったと思います。


今思うと、あの時「勉強しろ!」と言わずに耐えた5年間が息子の自発を促したのだと思います。

息子は順位が上がっていく喜びを覚え、一緒に勉強する仲間と励まし合い、いいモチベーションで頑張れたのかなぁ、と思います。


勉強しろと言っても言わなくても結果がもし同じなら、言わない方がお互いのためだなぁと思います。


私は、親子関係を崩してまで、勉強を強要する事が得策とは思えませんでした。


娘は今高3ですが、あまり成績がよい方ではなく私立に推薦で行くとずいぶん前から言っていました。

私も納得し、クラスも私立理系を選択しました。


娘には小学校の時から「勉強しろ」と言った事は一度もないです。

本当に勉強しませんでした。笑


ところが不思議な事に、娘の方から「国立の医学部(看護科)を目指したい」と言い始めました。


私立でいいのに、と言っても国立大に行きたいそうで、猛勉強を始めました。


結果、100人(理系クラス)中70〜80番くらいだった成績はあっというまに30番位になりました。


難しいことですが、親がああしなさい、こうしなさい、と言わずに、子どもがしたい!というまで待って、子どもが決めた事を尊重する事の大切さを痛感しています。


娘がなぜ急に国立に変更したのか、娘なりに卒業後の就職先を調べたようです。


いいところに就職したい、と思ったそうです。


子どもは、知らないうちに自分で考え将来の事を考える力を身につけるものなんだなぁ、と実感しています。


親が先回りして、よかれと思ってあれこれ言うと、返って本人のやる気を削いでしまう事もあるんですね。




ではまたパー

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