場末の歯医者での経験 | ヨーロッパの片隅で

ヨーロッパの片隅で

シリアスな話題から下ネタまで、ただ思いついたことを書いていきます。

先日、奥歯の銀のかぶせ物が取れたので、歯医者に行ってきた。

こんなの歯との接合部をきれいにして、セメントでつければいいだけなので、どこでもいいと思い、たまたまあった場末の小さな歯医者にいった。

受付兼助手のおばちゃんと60代ぐらいの先生が2人でやっている医院だった。

受付のおばちゃんは根が性格悪い感じの人、先生は、感じはよかったが、腕が悪かった。

受付で

僕;(取れた銀歯を出して)これ、取れたんですけど、つきますかね。

おばちゃん;それは、やってみないと、わかりませんね。物じゃないですからね。

僕;(あっ、そういうこと言う人ね。と思って)あっ、はい。 

受付;(さらに、語調を強めて) 人間の体は物じゃないですからね。

僕;(わかったよ。もういいよ)・・・


診察台で、

先生;(僕の歯を見て)これは・・・・。難しいかもなあ。

歯の掃除などをしているうちに。

先生;まあ、なんとかなるかなあ。

それで、セメントを塗って、銀歯を装着する。

その間、受付のおばちゃんが僕の口を抑えて、

おばちゃん;は~い。その調子。いいよ。がんばって。は~い。がんばって~。

僕;(このおばちゃん、意味ないよ。いらんわ)と内心思う。

先生;こりゃ~あかんわ。ほら、つけてもぐらぐらや。

それでも、しばらく、つけようと努力する。

先生;(突然) こりゃあかん。つかん。

突然、あきらめて、終了。

僕;(おいおい)

そもそも、この先生は、僕の銀歯をちゃんとした向きでつけたのだろうか?

だって、歯医者に行く前に、自分でつけたら、ぴったりで、接着剤なしでも、ぐらぐらしなかったのに。

先生は、セメントをつけて、ぐらぐらするって言っていた。

それに、ふつう、セメントつける前に、何もなしで、きっちり合うかためすだろう。それすら、してなかった。

それで、結局、つけてもらわずに、歯医者を出たわけだが、

歯医者に行く前にあった土台の歯の一部がなくなっていた。

おいおい。

だから、土台の歯の一部は、歯茎が一番高いところができてしまった。

でも、なくなった歯の部分は、薄くて鋭すぎて、舌にあたって痛かったから、まあいいけど。

でも、今度、別の歯医者に言ったら、土台がないから、付けられないって、言われそうだ。

腕のいい歯医者なら、なんとかしてくれるかなあ。