欧州人の気質 | ヨーロッパの片隅で

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金曜の夜です。


一番ゆっくりできるひと時だが、今週末はちょっと大変だ。


来週、2つ試験と1つプレゼンがある。これから準備が大変だ。


ネットでこちらに留学している女子のブログを見つけたが、この国で日本人留学生は私だけ”って書いていた。同じ大学にいてるよ~、ここにも日本人。


それから、最近、日本でローラというバングラディシュ人のモデルが人気があるということだが、ユーツベで見たが、確かに欧州人とはちょっと違いますね。


バングラディシュと言えば、インド圏ですが、国民は微妙に東アジア気質も結構強いんですね。


東隣のビルマは完全に東アジア気質の仏教国ですから、ビルマ的感じもバングラには結構あって、日本人もなじみやすい国民性だと思う。


さて、本題の欧州人の気質ですが、先日、足が悪くなって、変な歩き方をしていたら、やたらこっちの人が親切だった"という話をした。


足が治って、同じところに行ったら、冷たい対応をされた。


こちらでは、もの乞いにも、小銭をあげる人が多いけど、それも欧州人気質だと思う。


たぶんキリスト教精神なんだと思うが、弱いものには親切にしろ”ということか。


でも、悪く言えば、”上から目線が好き”なんですね。そうできないなら、冷たくなる。


バスでお年寄りに席を譲るのも”上から目線”を感じる。


今日もバスで、足の悪いお年寄りが乗ってきた時、座っていた若い女性が”換わろうか?”みたいにたずねていて、老人が断っていた。


先の東日本大震災でも、この小さな国も義捐金を送ってくれたが、キリスト今日精神なんだろうなあ。



それにあの時、この国の人が、僕にやけに”大丈夫だ、日本は絶対立ち直る”、と励ましてくれた。


欧州の経済、危ないのに”お前が立ち直れ!”と言いたかったが、もちろんそんなことは言わず、ありがたく気持ちをいただいた。


まあ、好きなんですね、弱いものを助ける”自分”が。(笑)


日本人的な感覚では、もの乞いにお金を上げるのも、足を悪い人に親切にするのも。いいのだが、”押し付けがましくならないだろうか?偉そうにならないだろうか?”と常に自分の立場が上になることを避けようとする。


そこが、欧州人と日本人がかなり違うところだ。