過去の自分を反省する | ヨーロッパの片隅で

ヨーロッパの片隅で

シリアスな話題から下ネタまで、ただ思いついたことを書いていきます。

長く人間をやっていると、いろいろ経験して、嫌なことも経験して、そして、そこから、自分は絶対に人に嫌なことをしないとこころに誓う。

今、ヨーロッパでいろいろ理不尽なことがおこるが、考えてみれば、自分も以前、逆の立場だったこともある。

例えば、20代前半の時、ソウルでバックパッカーがよく泊まる安民宿に泊まったのだが、

僕は以前もそこに泊まったこともあったので、先日知り合った、ソウル市内の女の子に電話するのに民宿の電話を主人に”電話借りますね”と言って、普通に使っていた。以前も使ったことがあったから。

そしたら、その後、そこに泊まっていた黒人の青年が”なんで、俺には電話を貸さないのにこいつには貸すんだ!”と言って、怒っていた。

僕は涼しい顔で、その黒人に”僕はこの宿、前にも泊まった事があるから”と答えていたが、

今考えたら、全然理由になっていない。

以前、泊まった時は、電話は宿泊者に貸していた(市内だけ)。でも、今回は貸すのをやめたらしい。(何か問題があったんだろう。だれかが、市内と言って、海外に掛けたり)

僕は、貸さなくなったとは、つゆ知らず、普通に借りていたので、ご主人もいいだしにくかったのだろう。

その時、その黒人も、全く利がかなっていない僕の説明に腹がたっただろうなあ。

今だったら、なんていうだろう。市内に掛けるのか確認して、市内だったら、ご主人に一緒に電話を貸してくれと頼んであげたかもしれない。

いろいろ経験して、だんだん大人になっていく。