一般的に日本の物価は非常に高いと海外では認識されています。
しかし、ほんとにそうでしょうか?
確かに海外から来て、高く感じるかもしれませんが、ある部分は安い場合もあるんです。
まず食べ物。成田のレストランとか東京の駅のレストランとか、安いところを探さなければ、高級レストランじゃなくても、普通に定食とか1500円ぐらいします。
これは海外から来た人には高いと感じるでしょうね。
しかし、安いところを知っていると、牛丼が300円ぐらいで食べられたりします。おいしいし、それでおなかもふくらみます。
次に海外から来てお金を使うのが、交通費です。
東京の都内での地下鉄の料金は僕は今の料金知りませんが、200円代だと思います。その料金は世界的に見ても高くはないと思います。普通か若干高いぐらいでしょう。
しかし、ちょっと郊外に行く時に乗るJRは高いですね。ちょっと遠くに行ったら1500円ぐらいする。成田空港から東京都心まで京成で1000円ぐらいでしたっけ。これもちょっと高いですね。まあ、遠いから仕方ないのでしょうか。普通の大都市だと、空港から町の中心まで500円以内で行けると思う。
次に宿。これも日本は高いほうですね。昨日、いろいろ調べたら、シングルだと安くて5000円台からですね。まあ、カプセルホテルとかいうのも3000円弱であるけど、狭苦しくて泊まる気しない。普通の外国人には耐えられないでしょう。まあ、一日だけ体験に、という程度ならいいと思いますけど。
東京だと、ユースホステルでも3000円以上する。今度ベルリンで泊まる予定のホステルは12ユーロだから2000円ぐらいだ。
ユーロと言えば、円安を思い出すが、僕が2年前ここに来た時は、まだ1ユーロが140円ぐらいだった、今は1ユーロが165円ぐらいする。2割近く上がった。ということは、円持ちの僕としては使わずして、2割の持ち金が減ったということ。
これも日本の経済が弱くなってる証拠だ。
日本で安いもの、競争するもの。日本は流通が発達しているし、人口が大きいので、大量の商品を扱うので流通の効率もいい。だから、中国からの輸入品とかは安いですね。大型ディスカウントショップとか百円ショップとか海外ではありませんね。いやあるけど、日本ほどの格安感はない。
ロンドンにも99セント(?だったけ)ショップとかあるけど、使えない。一昔前の日本の百円ショップみたいなもの。99セントって、それだけで200円以上するのに。
20年ほど前、東京に行った時、外国人の若い男子が、「これ100円で買ったんだよ。」って、もう一人の外人に透明のビニール傘を見せていた。でも、その後、それを開いた時に、風が吹いて、すぐにその傘が潰れてしまっていた。彼らは大受けだった。そういう光景を見たのだけど、
今だったら、百円ショップの傘でも結構しっかりしていると思う。
それから日本で高いものといえば、公的に支払うもの、年金代とか健康保険費とか、高いですね。
それだけで大半の国の給料分ぐらいはある。
ああ帰国が恐い。