さっき、I君が帰って来て、ステレオで重低音全開で音楽を聴きだした。
1,2分経ったころ、I君が「音楽の音うるさくない?」って聞いてきたから、すまして「うるさいよ」と言ってやった。
I 君にしては意外だったのだろう。しばらく「え、なんだって。」みたいな感じでコミュニケーションがうまく取れなかった。
人間と言うのは語学力そのものよりも相手が予想しないことを言った場合、聞き取りに困難をきたすというのは、よくあることだ。
I君とはフレンドリーに話していたから、まさかうるさいと言われると思わなかったのだろう。訊かれなければ言わなかったけど。
実際僕も、彼が音楽を聞きだしてから1,2分しか経ってないので、そんなに不快な思いはまだしていなかった。
でも、うるさいのは確か。それから重低音のことも言ってやった。
フラットメート4人のうち、全員重低音を響かせて音楽を聞くのが好きなようだが、M君以外、僕がいるときは遠慮してか、それほどうるさくない。M君が目下のところ唯一の敵である。
軍隊に所属のL君も音楽を大きな音で聞くのだけど、彼は自分のノートパソコンで聞くので重低音は響かない。
しかし、彼は大きな声で話をするので、不快だ。やはり、軍隊だから、職業柄大きな声で話す癖がついているのだろうか?
だったら、軍隊の寮に住めばいいのになあ。はた迷惑だ。
こういう考えから、職業差別、差別意識がうまれるのかなあ。
昔、差別された人は、動物の皮革を扱う職業だったという。仏教的にはそれは穢れた職業と考えて差別したのだろう。または、差別して、そういう職業をさせたのかもしれない。
それで差別されることも理不尽だが、また先祖がそういう風に差別されていたから、現代でもその子孫が差別されると言うのはもっと理不尽だ。
昔差別されていても、そういう人たちが芸能界やスポーツ界で成功したら、もうその家系は名門と言えるだろう。
ところで、僕の家系はどうなるのだろうか?僕のところは、おそらく母方が武家の出で、父方が商人の家系なのだけど、
実は、父方の姓を名乗っているのは親戚で僕だけなのだ。他の親戚は女性が多かった。
といっても、その姓はごくありふれた姓なのですけど。
僕が結婚しないと、この姓は途絶えてしまう。まあ、遺伝子は、兄弟、親戚の中に受け継がれるのだが、姓と遺伝子がセットで受け継がれなくなってしまう。
といっても、僕もそんなに責任は感じていない。どうでもいい。
まあ、それより、自分が大丈夫か?
よく40までに世に名前が出ない人は一生出世しないというが、もう僕は終わっている。
でも、僕は別に有名にはなりたくないからいいけど、でも、せっかくこの世の中に生まれてきたのだから、人類のために何か貢献したいとは思っている。