スーパーへ買い物に行ってきた。 | ヨーロッパの片隅で

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シリアスな話題から下ネタまで、ただ思いついたことを書いていきます。

今日は、6日ぶりに外出した。外出と言っても、団地内の歩いて2分のスーパーに買い物に行っただけなのですが、


人間の感覚というのは、相対的なものだということを感じました。


いつも、1時間半かけて大学に通っているときは、近所のスーパーに行くことなんて、「出かける」という感覚はほとんどないのですが、今日は久しぶりに外出したせいか、いつもより遠く感じました。


 それから、いつもはスーパーで買い物をしていても、人の視線は感じないのですが、今日はいつもより感じました。対応もちょっと違っていました。


 たぶん、これは僕の気のせいではないと思います。部屋にこもって、日本の番組ばかり見ていたので、雰囲気も日本人化してしまっていたのだと思います。また僕自身が周りの状況を異質なものとして感じたのが雰囲気に出てしまったのかもしれません。


ほんと五日ぐらいで戻ってしまうんですよね。


バスに乗るときも、毎日乗っていると、車掌も僕の定期をチラッと見るだけなのですが、5日振りぐらいにバスに乗ると、僕の定期をじーと見ています。また、学割なので学生証の提示を求められることもあります。


 自分ではこちらになじんだつもりでも、5日で元に戻る。寂しいような、当たり前なような。


 まだ、こっちで生きていこうなんて考えてませんが、やっぱりかなり難しいんだろうなあ。


 今は、僕は留学生でいわば、お金を払っているお客さん


ほんとうにこっちの社会の一員になるのは、働いて、こっちの人からお金をもらうときだと思う。そんなことができるのか?


 また、逆に外国に長くいて、日本に帰った時も、僕の雰囲気がおかしいみたいです。


 大学生の時、中国ーモンゴルーソ連と1ヶ月半ぐらいかけて旅行したのですが、帰ってきたとき、しばらくして、あるところで、誰か女の子が「外人みたい」って言われました。


 1年間世界旅行をして帰ってきたときは、東京駅近くで警察官に職務質問されて、パキスタン人か?って言われた。


 確かにこちらが違和感を持っているときに相手も違和感を持つようだ。それは動物の本能なのだろう。犬に恐る恐る手を出すと相手も警戒するけど、普通にすっと手を出して頭をなでるとおとなしい。


人間も動物。感情の強い動物感覚は相対的なもの。ということを実感した。スーパーへの小トリップですた。