郵便受け | ヨーロッパの片隅で

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今のアパート、郵便受けでおかしなことがある。


僕のアパートの郵便受けは鍵で開けるタイプのものなのですが、朝、広告が入っているのを確認して、夕方見てみると、きれいになくなっている


理由は、察しがついている。管理人のおばあさんが開けて掃除しているようだ。


一度、郵便受けに入っていた僕宛の郵便物を「入ってたよ。」って言って渡されたこともあった。


悪意は感じられないので、黙認しているけど気持ちいいものじゃない


以前、東京に住んでいる時、マンションの郵便受けはダイヤル式の鍵だったのですが、


いつもダイヤルの位置が変わっているから、なんか変だなあと思っていたのですが、ある時、朝、「映画の試写会の招待状」が入っているのを確認したのに、帰って来て見たらなくなっていた


それで、誰かが僕の郵便受けを開けて、郵便物を盗んでいると感じた。


それからもダイヤルはいつも同じ位置にして、出勤した。でも、帰ってきたらダイヤルの位置が違っている


郵便物というのは、自分が送ったわけではないので、盗まれても気づきにくい。


ある時、自分宛の手紙(お金が入ってそうな感じで)をその郵便受けに入れておいた。(おとり捜査)


案の定、朝見たら、なくなっていた。犯人は夜中に犯行を行っているようだった。


それで、もう百パーセント、「誰かが郵便受けを開けている」ということを確信して、管理会社に電話した。


まず、「僕がそのマンションに入ったときに郵便受けの鍵のダイヤルの番号は変えたか」尋ねた。


変えていないという。それでは、前に住んでいた人が簡単に僕の郵便受けを開けられるではないか。


そう抗議して、郵便受けの鍵を交換してもらった海外ではそんなことはそうすんなり行われないが、東京ではいともあっさり交換してもらえた


それからは、ダイヤルを触った形跡もなく、もちろん開けられた形跡もなくなった


この犯人、たぶん僕が郵便受けを開けられているのに気づいていないと思っていたのだと思う。それなのに郵便受けの鍵を変えられたものだから、気づかれていると悟ったのだろう。


だから、それからは開けようという試みの痕跡もなかった。たぶん、今までも大したものは盗めなかったのだろうと思う。


たぶん習慣みたいに、軽い気持ちで開けていたのだろう。


日本も物騒だなあ。