日本って、学歴社会だって思っている方もいるかもしれませんが、僕が知る限り日本ほど日本ほど非学歴社会な国は他にしりません。
特に途上国は、学歴で出世がかなり影響されます。
この場合、発展途上国の学歴っているのは、大学を出ているかどうかということが、重要です。また、欧米の大学を出てたらすごいですね。
日本の場合、ほとんど大学出ですから、大学を出ているということは、さほど就職に有利にはなりません。日本の場合は、大学出でも、どの大学を出たかが重要になるようです。
その場合もかならずしも、偏差値が高い大学が就職に有利とも限らないようです。日本の場合は、学歴差別というよりも、学閥意識、同胞意識が強いようで、
たとえば、近大とか日大とか偏差値的には高くなくても、卒業生が多く、会社の主要な地位に卒業生がいたりすると就職に有利になるようです。
また、日本では、修士号を取ったり、博士号を取っても、あんまり就職には有利にならないみたいです。
例えば、2年かけて修士号を取って、ある会社に入った人と、学部卒業後、すぐにその会社に入った人の給料を比べてみた場合。
修士の人が入った時の給料と、学部卒の人の2年後の給料では、同じか、むしろ経験2年の学部卒の人の給料の方が高いぐらいでしょう。
学位が全く有利になってません。
中国では、大学に行くこと自体がエリートでしたから(最近は変わってきたみたい)、修士課程や博士課程にはよっぽどの優秀でないといけないようでした。
だから、それらの学位はかなりの威力を発揮していました。
例えは、大学内での出世の話をしますと、
まず、大学を卒業した人は、助手になります。
助手を5年ほどしたのち、講師になる試験を受けることができるそうです。
でも、修士課程(3年制)を出た人は、講師から始めることができるか、助手を1年だけして、講師になれるようです。
ここだけ見ても、修士に進んだだけで、1年は先をいけるということです。
次に、博士課程(3年制)を出た人は、即、助教授になれるか、講師を1年したあと、助教授になれるみたいです。
博士号というのは、中国ではかなり希少で、教授でも持っていない人が多いみたいです。
学部卒では、講師になってから、また5年後ぐらいに助教授の試験を受けられるそうですから、
大学院に行ったほうが、かなりの出世の早道になります。(ただし、行くのが難しいですが)
日本なんか逆に、医学部の教授で博士号を持っていない人なんて、皆無ではないでしょうか?
これを利用する手もあります。
外国に行くと、日本の大学名なんて、ほとんど誰も知りませんから、3流大学の博士号を持っているだけで、海外ではかなり有利になるかもしりません。〔何が有利になるんだろう?)
書いてて自分でわからないけど。