よく考えれば、いや、よく考えなくても、今日は僕の誕生日だ。さっき、気がついた。
いつもとなんにもかわらない。
41歳。ほんとおっさんの歳である。
天才バカボンのお父さんも確か41歳だったと思う。おっさんである。自分では、「おっさん」という意識は全くない(極々少しはあるかも)んだけど、客観的におっさんである。
41歳と言えば、僕が大学を出て、25歳で動物病院で働き始めた時のその病院の院長の歳である。
その時、院長は、年収2千万円以上、きれいな奥さんに小学校高学年と低学年の娘さんがいた。これが一般的な幸せな家庭というものであろう。
一方僕は、年収0円。独身、子供なし。
まあ、その院長も僕が外国に行きまくっていることを、うらやましがっていたので、僕の人生がその院長の人生に劣っているという結論に短絡的にはならないと思うが。
やっと人生をかけてしたい仕事もはっきり見えてきたし、まあ悪い人生ではないのかなあ。
そして、その目標に向かって明日も試験である。