よい先生とは | ヨーロッパの片隅で

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シリアスな話題から下ネタまで、ただ思いついたことを書いていきます。

昨日に続き、今日も試験を受けてきました。


昨日の試験の結果は、さっき電話で聞いたら、「」だった。


今回は、勉強する時間もあったので、結構できたはずなのですが、評価にはかなり先生の「意思」が感じられます。


先週は試験に遅刻して、受けさせてもらえなかった先生ですから。この先生ともあと一回試験を受ければ縁を切れます。もう少しの辛抱です。


今日の試験は口答試験でした。しゃべりまくって、今日の目標「」を獲得しました。


教授「今回はよく細かく勉強しているねえ。」


僕は心の中で「いつもといっしょじゃ、まぬけ。アウトプットの仕方を変えただけじゃ」って、思ってました。でも結果がよかったので、むかつきませんでした。


この先生は、僕が説明している時に、「もういい。聞くの疲れた」っていう表情をしたら、いい点がもらえるようです。今日は先生がいやになるまで説明続けました。


ばかな先生ですね。


それでは、どういう先生いい先生でしょうか。僕が思うところを書いてみます。


教え方がうまい先生。


これ、先生として最低限の能力だと思うのですが、結構、欠如している人いますね。特に日本の大学時代、多かったです。大御所の日本でもその分野で第一人者の教授でも、自分で書いた本を読んでいるだけっていう人もいました。だめですね。


日本では大学の先生になるのに教員免許は必要ありませんから、この「教える」という能力に問題がある人が多いのだと思います。


日本での大学での出世は、研究成果が最も重視されますから、そういうシステムも問題なのでしょう。


臨床系の先生は、学生の教育、病院での診療、研究と三つのことをしないといけないので大変だと思います。


アメリカのメディカルスクールでは大学での教育は、教育専門の人が行うそうです。その方が教育の成果は上がるでしょうね。


2つめの条件

公平な評価を与えることができること。これは、こっちの先生に問題ありですね。


こちらでは、先生の主観が存分にいかされた評価がまかり通っています。日本の教育を受けてきた人間にとっては、大変やる気を喪失させられるときが、しばしばあります。


こちらにも公平な先生もいます。その先生は、マルチプルチョイスと口答試験でかなり客観的に評価してくれます。また、カンニングは全くできないようにしています


他の先生ではカンニングが黙認されている場合もあります。カンニングがいけないことは、こちらでも常識なのですが、事なかれ主義で、問題が起きてほしくないからだと思う。しかも、ほとんどの学生がカンニングしているため、カンニングを指摘した時の処分も難しいだろう。昨日の試験で僕に「7」をつけた先生もその1人です。


前述した学生を公平に評価し、カンニングを全くできないようにする先生は、学生たちの評判は悪いです。そういう先生の評価では、他の学生の評価が低くなりますから、相対的に僕の評価が高くなります。そういうきっちりした先生が学生に嫌われるって、残念ながら学生たちも腐ってますね


その他、よい先生の条件は、学生を公平に扱うとか、しっかり叱れるということですね。


学生がカンニングしているのを見つけたら、しっかり叱ってもらいたいですね。


あと一部の学生にだけ情報(試験の時間や試験の方法、重要箇所)などを教える先生はやめてほしいですね。これも昨日の試験で僕に「7」をつけた人です。


まあ、いろいろ批判していますが、教育成果と言う点においては今の大学は、日本の僕の母校より数段優秀だと思います。


それから学生のことも批判していますが、僕が20代のときの日本での学生の時より数段よく勉強しています


日本での学生時代は、試験前にちょこちょこって勉強する程度でほとんど普段は勉強してませんでした。それに比べれば、こちらの学生は普段からよく勉強しています。でも評価にこだわりすぎて、どんなずるをしてでも、いい評価をもらいたいっていう根性はだめですね。


明日は彼女とちょっと遠出します。ちょっと一休みです。