三日目
この日は呉に行ってきた。
まず行ったのは、一番行きたかった、大和ミュージアム。

戦艦大和の1/10の模型。
模型と言っても作ったのは実際にある造船会社のようで、細部まで精密に作られている。


艦尾に搭載されていた零式観測機もある。




二階に行くと零戦六二型があった。
これは琵琶湖に沈んいでいたものを引き上げ復元したそうだ。
零戦に関しては、子供の頃、日本海軍のエースパイロットだった坂井三郎の本を読み漁っていたので、思い入れが強いんだよね。
この六二型には坂井三郎は乗っていなかったが、本物の零戦が見れて感激だった。




操縦席は見れなかったけど、風防の外からある程度透けて見えた。

当時、使われていた砲弾。

そして、人間魚雷 回天。

三階には、実際に零戦や隼に搭載されていた、栄発動機三一甲型がある。
ちなみに隼や栄発動機を作ったのは中島飛行機。
今のスバルだよ。
それに零戦の生産数は設計した三菱よりも多かった。

他にも当時の航空機用星型エンジンが多数展示されていた。

大和ミュージアムを見終わると、次は斜め向かいにある、てつのくじら館(海上自衛隊呉資料館)にいった。

この潜水艦は、当時実際に海上自衛隊で使われていた『あきしお』だ。

間近で見ると、その大きさに圧倒される。
資料館の中に入ると、機雷や潜水艦の説明等がある。



そして、いよいよ本物の潜水艦の中に入る。
写真撮影は厳禁!!
小さいころから『サブマリン707』を読んで育った世代には夢のようだね。
乗員の士官室や艦長室を見た後、いよいよ操舵室やソナー、そして潜望鏡のある発令所へ行った。
潜望鏡が二本あり、自衛官の方がいらっしゃって、色々と説明してくれた。
実際に覗いて見ることも可能だった。
私が一番興味があったのは、深度計。
だが、どこにもそれらしきものはない。
思い切って自衛官に聞いてみた。
「深度計が無いんですけど、この潜水艦はどれくらい潜れるんですか?」
自衛官は、
「・・・・・・」
沈黙のままなので、
「400m以上潜れるんですか?」
と再度聞いてみると、
しばし沈黙の後、
「それらのことは、機密事項なので答えられません」
と言われた。
当たり前のことだよね。
本当に野暮なことを聞いてしまった。
自衛官の方ごめんなさい。
てつのくじら館をあとにすると、呉湾艦船めぐりに行った。
ちょうどお腹が減ったので、桟橋ターミナルで海軍カレーをいただく。
このカレーはドライカレーで美味しかったよ。

食べ終わると、いよいよ艦船めぐり。
自分が興味があるのは、やっぱり潜水艦だよね。(動画にも映っているけど)


呉を十分に楽しんだ後は時間があったので、広島に戻り原爆ドームに行った。



原爆資料館に行くと、長崎に行った時もそうだったが、当時の悲惨さが良くわかる。
無垢の一般市民(非戦闘員)がたった一発の原爆で広島で14万人、長崎でも7万人が死んでいった。
戦争後、東京裁判で証言台に立った元陸軍中将、石原莞爾が言った言葉が胸に刺さっていた。
「本当の戦争犯罪者は何の罪もない民間人を20万人以上殺したアメリカ大統領トルーマンだ!!」
そんなことを思い出しながら、ホテルに戻った。