ヨーロッパの話は一気にイタリアからハンガリーへとびます。

 

ハンガリーのブダペストからクロアチアのザグレブへ!

予定より1時間ブダペスト駅に着いたので駅内ぶらぶら歩いてたら見知らないオジサンが俺のところへやってきて「もしかしてザグレブへ行くの?」て聞いてきた「はい」と返す「今日クロアチアの国境が閉ざされるから行けないよ」と言ってきた。

 

俺の頭の中に「?」とでっかい?がやってきて

 

なんだこのオジサン

もしかして俺をかく乱してどっか他のところへ連れて行く気なのか?て思った。

そして俺にスマホの画面をみせてきた。でも俺ハンガリー語、読めません

ソーリーおじさん、軽きお辞儀をして俺は電車がくるプラットフォームへ向かった。

 

電光掲示板に最終ストップザグレブと書いてあるから安心し

あのオッサンはなんだったのだと思いすぐに忘れた。

 

電車を待ってるあいだ隣に俺と似るバックパッカーがいたから声をかけてみたら

彼も同じクロアチアへ向かう、こういうときはやっぱ一人よりちょっと安心。

電車が来て一緒に乗って向かい合わせに座り雑談した。

彼(シャビアさん)はスペインから来て遊びに一人旅をしてるそうだ。

そして1時間後、車掌さんがチケットを確認してきて「どこへ向かうの?」と聞いてきたので「ザグレブ」と答えたら

「のんのんのんんこの電車はザグレブへ行かない」と言われた。

 

またおっきな?がのしかかってきて

 

「はい?え、では

どうすればいいの?」と聞いてみたら

 

「タクシーを拾え」

いやいやいやいや

国の境目から都市まで結構距離があるんじゃないの?て自分は思った。

てかなかったらバスを手配しろよも思った。

 

どうやら難民問題のせいでクロアチアは報告なしで国境を閉ざした。

どの列車も通らないよう

 

シャビアさんと一緒にどうする?と考え

やれやれ面倒なことになったなーと思い

いつのまにか寝てしまった。

 

 

それからしばらく何も考えず

ぼーっと外を眺め

電車はゆっくり走り町並みが変わり田舎だなてすぐ分かる。

時間はどんどん過ぎて気がついたら周りは真っ暗。

 

さて

目的地?(国境のひとつ前の駅)に到着する前また車掌さんがやってきて

「どうする?」て聞いてきた

いやどうするにしろ何もできないじゃん

「タクシーを拾います」

「おk、じゃ手配するね」

 

俺とシャビアさんの他に韓国人女子二人(彼女たちもザグレブ)も同じ車両に乗ってたから

流れで同じタクシーに乗ろうとなった。

国の境目の駅に無理やり降ろされ

車掌さんがタクシーまで案内してくれたが

なんという

違法タクシーだった。

 

 

 

まじかよ。。。

 

一目で思った。

「これやばい奴じゃない?」て

俺以外にシャビアさんと韓国人女子もそう思ってた。

だって顔をみたら分かるさ。

信頼もないし安心感もないし

もしものことがあったらどうしようかって思った。

 

しかもハンガリーのど田舎だし

宿もないし

もちろん場所も分からない。

仕方がない、このタクシーを乗るしかない。

 

荷物をトランクに積み込んで

僕ら4人タクシー?っぽいものに乗ってクロアチアのザグレブへ向かった。

旅行にはトラブルは付き物だというけど、これはもう駄目

テンションはダウン、タクシーのおじさんはなんかのんき。

みんなスマホのグーグルマップスで自分の場所を確認してた。

オフラインでも使えるからすごく便利。

同時に本当に僕らはクロアチアへ無事着けるのか不安に思っていたはず。

 

 

 

そして

なんとか

国境についた

まず始めはハンガリーの警察官が一人ずつのパスポートをチェックし

次の検問はクロアチアの警察官がパスポートをチェックしてた。

 

国境を越えてちょっとホッとしたけど

まだ完全に安心できてない。

 

それから2時間。。。なんとザグレブに着いた。

 

僕らはちょっとお茶をした。

「怖かったね」

「うん、すごく」

みんな 疲れている顔をみたら分かるさ。

 

もう真夜中だから俺らは女子たちをバス停(彼女たちはどっか違うとこへいく)へ送って軽い挨拶をした

名前を忘れたけど釜山に住んでいることだけ覚えている。いつか鉢合わせしたら挨拶をしよう。

 

そして僕らは違うホステルへ行き別れた。

 

 

という

出来事がありました。実際こういうことがあったら怖いです

でもなんとか同じ仲間がいたから何とか乗り越えました。

 

もし1人だったら状況が違ったかも。

 

 

当時は怖かったけど今にしたら笑い話ですね

またスペインに行ってシャビアさんと会い一緒にに笑おう(笑)

 

 

 

 

 

そんでは

今日はここまで

until then have a good night