まあ、その前に一枚。
北海道樺太アイヌの伝統音楽を現代、そして未来へ伝承する方々。
マレウレウ。
アイヌの伝統歌唱法「ウポポ」のみで形成されたアルバム。
女性4人組。
その独特の歌唱法とは一つに輪唱がある。
輪唱というと小さい頃誰しもが通る歌唱法で、♪カエルの歌が~♪♪カエルの歌が~♪と追いかけっこするアレです。
これを本来はインプロビゼーション、つまり即興でやるというのが樺太アイヌのウポポで、初めに歌い始める人がこんな伝統歌知ってるか?と言わんばかりに思い付いた歌を唄い始め、それにしっかり着いて唄っていくという、何ともスリリングな歌唱法。
このアイヌのウポポを現代で伝承しているのは、今や彼女たちだけではなかろうか!?
数年前に偉大なるウポポ唱者安東ウメ子さんが亡くなってからは。ただ、ウメ子さんはアイヌのウポポをウメ子流にアレンジし、新たなウポポとしてチャレンジしていたのに対し、マレウレウは伝統になるべく忠実な形で現代へアプローチしている!
と、ここまで何やら説明しましたが、彼女たちはアイヌだとか、何だとかいう以前に自分たちの音楽、唄(ウポポ)を純粋に良し悪しで聴いて貰いたいと想う、純粋な唄者である。
歴史や経歴はひとまず置いておいて、この裸一貫の「唄」をまず聴いて欲しい。
本気で輪唱したら、溢れくる唄の波に溺れて、ある種のトランス状態にも似た感覚に陥る。
唄のサラウンド現象。
爆音で聴いてみたい音楽、唄です。

そして、今月の代官山オウ・カフェです。
今月も先月に引き続き最終土曜日ではなく第三土曜日です。
2月19日土曜日。
代官山オウ・カフェ
19:00スタート
終電頃まで。
チャージなし。

選曲者
小野寺健介
森澤誠
横溝朋弘
相も変わらずのメンバーですが、今月はどんな選曲になるやら…
jazz.soul.world.early american.aor




