ビジネス・ライフコーチングKenny_Nのブログ -10ページ目

感情のコントロール

前回、「頑張れ」と"Tale Care"について書きました。

この言葉の背後にある相手を思う気持ちに変わりは無いと思いますが、この言葉使いによって相手が受ける感情及びその言葉を発した本人の感情には変化が出てきます。


言葉使いによって違いが出てくるのです。


コーチングでは、感情のコントロールについてよく言います。

この感情コントロールの3要素があります。


それは、

・言葉使い

・身体の使い方

・フォーカス・意味づけ

の3つです。


以前、「上を向いて歩こう」という歌を例にとって、身体の使い方が感情に影響を与える事を書きました。

背中を丸めて下を向いていると暗い気持ちに自然となっていきます。


逆に、上を向いて、「明日もワクワク」と言うと、自然とそういう感情がわいてくるのです。

もちろん、「明日もワクワク」じゃなくても、外に自分を勇気づけたり、良い気分にしてくれる言葉を発する事で、感情がそちらに誘導されるのです。


「楽しいから笑う」のではない、「笑うから楽しくなるのだ」、という事です。

気分が今ひとつ晴れないとき、無理にでも笑顔になってみて下さい。



Take care!

今日は、久しぶりにラグビーの練習が再開しました。

地震の影響で、2週練習が中止となったので、3週間ぶりの練習となります。


練習に先立ち、この地震にあたって自分達で何が出来るか、生徒達と話し合いました。

中学生の生徒達にも、ぜひこの事を深く考え、やるべき事を考えて欲しかったのです。

ラグビースクールの指導員にはいろいろな職業の方がおり、今回被災地で任務に当たっている方もおります。

その方から、現地の様子も生徒に説明してもらいました。

生徒達もまじめに考え、様々なアイデアが出てきました。


募金活動、ラグビーボールに寄せ書きをして被災地のラグビースクールに送る、ビデオレターを送る等々。

これらのアイデアを生徒達でまとめ、自分達で何をするのか決めてもらいました。

みんなも真剣にアイデアを出し合っています。

これからの日本を支えていく子供達がちゃんと考えてくれる事に感動しました。


話は変わりますが、私は根が体育会系なので、つい「頑張れ!」と言ってしまいます。

練習中などは、頑張れ!と生徒と一緒に走ったり、当たったり、と、声を張り上げています。

これは、ある意味、もっと頑張れ、という叱咤激励である訳です。


テレビとかでも、よく被災地の方々に「頑張って下さい」と声をかけているのを見かけます。

しかし、被災地の方にかける言葉としては、これはちょっと違うように思うのです。

大変な困難に直面され、もうすでに頑張って、いっぱいいっぱいのところだと思うんですよね。

そこに、追い打ちをかけるように「頑張れ」というのは、違うかな、と。

もちろん、言っている人は悪気は全然無く、その場の方々を思いやっての言葉である事は十分わかります。


こういう時、アメリカの方々はよく、"Take Care" (お気をつけて、みたいな感じ)を使います。

なんか、こっちの方がしっくりくるなぁ、と思いました。

この地震で、私自身、連日海外から地震の状況について問い合わせがくるのですが、みなさんTake Careと言ってくれます。

なんか、優しい感じがして、気持ちが暖かくなりますので、みなさんも使ってみてはいかがでしょうか。


世界からの応援

TVでは連日、被災時の映像が繰り返し流されています。

情報源としてTVニュースを見るのは良いのですが、あのように連日同じようなシーンの繰り返しを見続けると、潜在意識にネガティブなイメージがすり込まれてしまうので、見る頻度などに気をつけましょう。


また、なぜかTVではあまり報道されませんが、世界から(日本からも含めて)、いろいろ応援の声が上がっています。


http://prayforjapan.jp/tweet.html


このような悲劇に対して、軽率な事は言えませんが、是非、被災された方にも元気になって頂きたく思います。

もちろん、起こった事はあまりにも重いものですが、是非、みんなの力で日本を盛り上げ復興に向けて進んでいきたいと思います。


私自身に対しても、全世界から日本を気遣う連絡を頂きました。国境を越えて、世界のみんなと共に歩んでいきたいと思います。