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今回は”福島沖で捕れた魚類と福島産のお米(農作物)は何処に行く”について述べます。


Yahooニュース:時事通信(2013年9月25日)より

『福島沖で試験操業再開=漁師ら歓喜と不安―地元漁協』

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130925-00000114-jij-soci


NHK:NEWS-WEB(2013年9月25日)福島県のニュースより

3年ぶりコメ出荷へ検査開始

http://www.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6054587741.html?t=1380091377906


私は、ここで不安を煽り風評被害を拡げるつもりはありません。しかし、今でも福島原発事故現場から放射能による高濃度汚染水が流出しています。


NHK:NEWS-WEB(2013年9月26日)より

福島 汚染水漏れのタンク底に隙間

<一部転載開始>

東京電力福島第一原子力発電所でタンクから汚染水が漏れだした問題で、タンクの底の部分ですでに見つかっていた鋼鉄製の板どうしをつなぐボルトの緩みのほかに、僅かな隙間があることが分かり東京電力でさらに詳しく調べることにしています。


福島第一原発では先月、4号機の山側のタンクから300トン余りの汚染水が漏れているのが見つかりましたが、発見から1か月がたった今も原因は特定できていません。

<一部転載終了>


それではこれら採れた魚類やお米、農作物は何処に行くのでしょうか?


現在、海外の多くの国は日本からの食品(魚類、農作物)に対し輸入禁止又は厳しい輸入規制措置を設けています



ケニーGブログ

(ボヤけて見難くてすみません。クリック拡大)


残念ながら海外の多くの国は、福島産や近隣県の魚類や農作物は輸入禁止なのです。



と言うことは、これらの魚類や農作物は、一体何処で消費されているのでしょうか。


スーパーで魚や野菜を買う時、産地には充分注意している方も多いと思います。

しかし、それ以外の方法で日本全国に流通している可能性があるのです。



<食品工場で目にした現実>

福島原発事故前から私は関東にある大手食品工場に仕事柄出入りしていました。原発事故後、その工場の食材(魚類、農産物)搬入口には福島ナンバーの大型トラックが数多く出入りし始めました。

搬入出入口の警備員の方に訊ねると、事故以降特に福島ナンバーの大型トラックが増えたと言われました。

この工場で作られた食品やレトルト食品は全国に出荷され大手ショッピングセンターやスーパーの店頭に並べられます。




このように私達の目の触れない所で作られ、ちゃんと全国へ流通しているのです。


こうして見ていくと大手ファミリーレストランのセントラルキッチン(一括集中工場)や格安が売り物のレストランなども同じような状況ではないかと考えられます。


何故なら正直な産地表示をすれば売れ残ります。ですからこれらの産地の食材は超安価な価格になるのです。

食品工場から見れば仕入コストが大幅にダウンします。超安価な仕入価格により価格競争により数多くのお客さんを呼び込み、かつメーカーやお店は利益が確保出来るからです。



大手食品メーカーだから安全、安心だと思わないことです。

大手チェーンレストランだから間違いないと信じ過ぎないことです。




<おまけ>

農林水産省HP

『食べて応援しよう』(被災地を応援)

http://www.maff.go.jp/j/shokusan/eat/


フード・アクション・ニッポン

『食べて応援しよう』

http://syokuryo.jp/tabete_ouen/


ウォール・ストリート・ジャーナル(2013年3月15日)より

『アイナメから74万ベクレル─福島第1の港、過去最大=東電

http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887323893104578361962020026702.html



私は福島や被災地の漁業従事者や農家の方々の事業を妨害するつもりはありません。あくまでも消費者の目線から疑問点や問題点を提起したいのです。



次回は”私達が出来る内部被曝対策”について述べたいと思います。


最後までお読み頂きありがとうございました。