岡田副総理が税と社会保障の一体改革担当大臣を兼ねて就任しました。

岡田副総理、もう少し自分の足元を見て日本全国を分析して下さい。
岡田さんと言えば、巨大ショッピングモールを展開するイオングループが親族です。巨大ショッピングモールはイオングループのみならずイトーヨーカ堂グループや三井アウトレットなど他にもあります。

これらの巨大ショッピングモールや巨大アウトレットが全国各地に出店することによって、どれだけ地方経済と地方商業が衰退しているのかご存知でしょうか?

地方に巨大ショッピングモールやアウトレットが1店舗出店すれば、近隣の市町村の商店街は、軒並みシャッター通り化するのです。1市町村ではなく周辺市町村も含めれば大きなドーナツ状の商業や経済が破壊されるのです。

3年前に、秋田県に出張した時のこと、目的地までタクシーで向かいました。途中にイオンショッピングモールがあったのですがそのショッピングモールの店舗やテナントには人影はありませんでした。いわば巨大なゴーストタウンです。
タクシーの運転手さんに尋ねると、採算が取れなくて撤退しましたとの返事でした。

この巨大ショッピングモールの影響で周辺近隣市町村の商店街は、殆ど壊滅しました。
壊滅した商店街は復活しません。高齢者の老人は近くの商店街が破壊したことによって日常の買い物が出来ないのです。
政治家がいざ権力を握ると、やれ一体改革だとか構造改革だとかを連呼して叫びますが、私達庶民は、一体改革や構造改革で本当に幸せになったのでしょうか?本当に豊かになったのでしょうか?

日本には昔から伝わる地方独自の良い風習や文化がありました。それらは日本各地の気候や風土に合っていたから根付いたのです。

岡田副総理、一体改革や日本の地方の衰退を案ずる前に自らの足元を見て日本全国の地方都市の現実を直視して下さい。

足元を見ないで一体改革とやらを推し進めると、庶民の不買運動に繋がるかもしれませんよ。庶民の生活はもうそのような状況に近づいているのです。

巨大ショッピングモールがオープンしたからと言って喜ぶ時代は過ぎました。

日本の地方巨大ショッピングモールや巨大アウトレットモールの出店が地方経済と地方商業を壊滅させること。

早く多くの皆さんに気付いて欲しい、ひとつです。


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