兵庫県西宮市の廣田神社は、『日本書紀』にも名を残している兵庫県一の歴史を持つ古社。勝運のご利益抜群と言われている神社に参拝してきました。
コバノミツバツツジ群落でも有名で、この日はツツジも満開‼️
廣田神社
ご利益
天照大御神は、八百万の神々の中で最高至貴とされる大御神であり、その荒御魂が祀られている廣田神社は、勝運合格、開運隆盛、子授安産、文学歌謡、厄災消除、交通安全、立身出世等等多くの御神徳が古文書などにも記載されているようです。
ご祭神
本殿 天照大御神之荒御魂
脇殿 第一 住吉大神
第二 八幡大神
第三 諏訪健御名方大神
第四 高皇産霊大神
コバノミツバツツジ群落
県指定天然記念物にも指定されています。一見の価値ありです!
いま、まさに満開です!
御朱印
ツツジの季節限定の御朱印
通常の御朱印
ご由緒
神功皇后(第14代仲哀天皇のお后)は、天照大御神の御神託に従い、朝鮮半島の平定後、凱旋の帰途、武庫の地・廣田の国(芦屋・西宮から尼崎西部)に大御神の『荒魂』を国土の鎮め外難の護りとして鎮め祭ったと、『日本書紀』に記されている兵庫県第一の古社です。
【参考】
「荒御魂(あらみたま)」と「和御魂(にぎみたま)」
神は異なった霊能をもつ別個の霊魂から複合的に構成されていると考えられており、「荒御魂」と「和御魂」は、神の霊魂が持つ二つの側面。
時には、両者が分離し、単独で一神格として行動することもある、住吉大神の荒御魂は、山口県下関市の住吉神社へ、和御魂は大阪の住吉大社へなど、別々の場所に祀られることもある。
【関連記事】
福岡県・筥崎宮
神功皇后が熊襲征伐の際に、天照大御神と住吉大神から、「熊襲征伐よりも宝のある新羅へ進攻せよ」との神託を受け、熊襲を平定の後、住吉大神の加護も受け、お腹に子どもを妊娠したまま朝鮮半島に渡り、新羅は戦わずして降伏して朝貢を誓い、高句麗、百済も平定されたとされています(いわゆる「三韓征伐」伝説)。
神功皇后は、帰還後、筑紫に宇美で出産。そこで生まれたのが「確実に実在が確かめられる最初の天皇」と言われる15代応神天皇(八幡大神)です。
住吉大社
14代天皇の仲哀天皇の皇后、神功(じんぐう)皇后は、新羅遠征時、住吉大社の加護を得て、強大な新羅を平定して帰還され、凱旋の途中で神託によって鎮斎(神おろし)され、後に住吉三神と共に祀られています。
坐摩神社
神功(じんぐう)皇后が、九州で熊襲を従わせた後、朝鮮半島に渡り、新羅、高句麗、百済を従わせ、帰還後に祀られたとのこと
よろしければ、以下をポチッと頂けると励みになります!!
最後まで、お読み頂き、ありがとうございました!!