2019年5月30日

1ヵ月フリーパスで見た。

本日1本目

今月28本目

今年64本目。

 

コレットは実在の小説家だったみたい。

知らなかったんだけど、フランスではかなり有名とのこと。

そうなんだ。

勉強不足でした。

 

てなわけで、特に何の予備知識もないまま観ました。

今から100年ちょっと前の話。

結婚したばかりのコレットさん。旦那は有名小説家。

と思いきや、多くのゴーストライターを抱えています。

映画を見る限りでは、本人、全然小説書いていない。

せいぜい原案程度の絡み方。

もしかしたら、編集者的に添削はしていたのか?

知らんけど。

今の時代であれば、叩かれまくり必至の状況です。

 

そんな中、コレットさんもゴーストライターに仲間入りします。

で、書き上げた小説「クロディーヌ」が大ヒット。続編もその続編も大ヒット。

でも、作者はコレットさんではなく旦那さん。

コレットさんは、世間的には一切認められません。

しかも旦那さんは極度の浪費家で、好き勝手に生きています。

浮気も当たり前で、何が悪いという感じ。

表面的には謝るけど一向に直りません。

自我に目覚め、妻の座に閉じ込められることから飛び出し、一人の女性として自立する道を選びます。

 

正直観ていて、旦那の生き方には嫌悪感しか感じられず、コレットさんに感情移入しまくりでした。

今さら、問題提起がどうのこうのという話ではないし、なんせ、100年前の出来事だし。。。

でも、今でもどこかで同じような話はきっとあるはず。

もし、そんな生き方を強いられているのであれば、立ち上がろう。

勇気をもらえる映画です。