2019年4月18日

最終日だったので、午前半日年休を取って、出社前に観た。

本日1本目

今月3本目

今年33本目。

 

実話に基づく映画。

90歳の爺さんが麻薬の運び屋として働く。

もともとは腕の良い園芸農家で花職人だった。

品評会でも好成績を収め、順風満帆だったのだが、時代の流れに負ける。

インターネットを嫌い、商売としては先細りとなり、すべての資産を差し押さえられたのだ。

それまで、家族を顧みず仕事や仲間との付き合いに興じていたため、家族からも嫌われてしまっている。

唯一の味方は、孫娘のみだった。

 

退役軍人でもある彼は、麻薬カルテルのメンバーにも恐れず、自由気ままに運び屋として働き大金を得る。

「運び」の途中で地元警察との接触を見事な機転でかわす所とかは、爽快な気分にもなる。

 

※決して、麻薬を肯定するつもりはないが、話がそれるのでその部分は割愛します。

 

 

それはさておき、この映画で見逃してはいけないのは、家族愛についてである。

仕事よりも家族のほうが大切。

どちらかを選ぶなんて、簡単なことではない。

だけど、選ばなければいけないときは、家族を選ぶ。

そんな、当たり前のことを気づかせる映画でもある。

 

最終的に彼は捕まってしまい、裁判ですべての罪を認め、収監される。

そして、刑務所内で花を育てる。

その辺を含めて、最後らへんはじんわりと感動する感じに仕上がっています。

 

うん、いい映画でした。