2019年4月11日
会社帰りに観た。
本日1本目
今月2本目
今年32本目。
実話に基づく映画。
1970年代、多くの性差別がまかり通るアメリカ。
女性が就ける仕事は限られていたし、残業もできなかった。
クレジットカードも本人名義では作れない。
単に「世間の風潮が」ではなく、各種法律にも性差別が明記されている。
憲法には平等が謳われているのに。
主人公ルースは、法科大学院を首席で卒業するも女性であることを理由に弁護士として就職できなかった。
やむなく大学教授となるも弁護士として現場に立つことを諦められない。
そんな中弁護士でもある夫から男性差別の判例を知ることに。
これをすべての性差別を撤廃するための足掛かりとすべく、上訴に踏み切る。
多くの人たちが100%勝てないと考える中、弁論の日を迎える。
上訴側(主人公の方)が不利に進む中、最終のスピーチに臨む。
これが良かった。
要約すると、
時代とともにいろんなことが少しずつ変わってきている。
新しい時代に即した新しい先例を作るのはあなた達(判事)だ。
という感じの内容だったと思う。
まとめちゃうとなんてことない感じだけど、映像で見て欲しい。
なんか凄かったです。(←語彙力)
映画の最後には、現在のご本人も登場します。
公式サイトによると、85歳にして現役の最高裁判事だそう。
目力がすごい。
若いころの写真もきれい。
順序が逆との話もあるけど、「RGB」って映画も5月公開だそう。
期待しかありません。