2019年4月5日
会社帰りに観た。
本日1本目
今月1本目
今年31本目。
実話に基づく映画。
1970年代、町の警察署で初の黒人刑事として採用された主人公。
人種差別が色濃く残る時代で、署内でも露骨に差別する署員が多くいる。
そんな中、KKKに入会の電話をし、面接の約束を取り付ける。
でも、黒人がKKKに入ることなどできるわけもなく、面接には同僚の白人刑事が行く。
そして、、、
と言う感じの宣伝文句につられて観た。
身分を隠しての潜入捜査なので、ちょっとしたことでボロが出るんじゃないかとハラハラする。
実際に、ばれそうになるシーンもちらほら。
でもそのたびに機転を利かせて乗り切るんだけど、最後のほうで決定的にばれることに。
ただ、KKK側(真実を知ったのは一部のメンバーのみ)もそのことを秘密に泳がす。
その時、KKKのそのメンバーは、ある破壊工作を企てていたことも理由かな。
結果的に潜入捜査は成功を収めるのだけど、その後、ちょっと不可解な異動があったりして、モヤモヤも残る。
そのうっぷんを晴らすような行動でちょっとスッキリもあったりして、全体的には良作。
面白かったです。
で、ちょっと衝撃だったのは、映画の最後で現在の状況を流したこと。
日本にいると分かりにくいんだけど、KKKって今もあってがっつり活動しているらしい。
時折、デモ活動などをしていて、その騒動の中で人が死ぬこともあるみたい。
一時ほどの勢力はないようだけど、レイシストって怖いと思った。
今、ダイバーシティが叫ばれている中、表向きには公言しなくても人種差別は存在する。
いろいろと考えさせられる映画でした。