こんばんは、エフアイテックの梶です。
ここ最近は、とにかく一人でいろんなことを抱えて、死にそうです。
会社の経理をやりつつ、IoTシステムの次期版端末のハード、ソフト作成、クラウド側のAP作成、営業のための資料と客先にと、本当に「亀の手も借りたい」状態です。
まあ、うちの亀は砂にもぐってまったりしてますが……
ちなみに10月はお休みなしと一人ブラック待遇になっています。
(社長呼べよ -> 俺か!)
ところで先日、出雲市の農場に設置したIoTシステムですが、とりあえず順調に動いていましたが、ここ最近おかしな状況が発生していました。
WEBで条件を絞って、DBから引っ張り、表示が出来るのですが、なぜか夜間だけデーターが取れていない。
時間的に、農場長が帰る時間と出勤する時間だったため、詰所の電源を落として帰っているのかな?と思い
「電源落としてるでしょ?、知っとるよ」
と電話したが、
「そんなことしてないよ」
たまたまネット回線工事でもあり、クラウドに上げれなかったのかな?と様子見でしたが、
毎日、夜間だけデーターが上がっていない。
さすがに連日はおかしいと思い、夜間sshでつないだら、つながる、しかし数時間のデーターは送信されていないと。
そこで、pythonを手動で操作したら、「IOError!」とか出た。
これは、センサー側との通信不良なので、センサー基板が壊れたと思たが、I2Cバスの状態を確認したら、なぜかセンサーICのアドレスが変化していた。
このアドレスはセンサーICのピンをVccかGNDに接続することで決定するのだが、これが昼と夜で変わると。
おそらく、基板のはんだが不安定で、温度によってつながったり、切れたりしているのが原因ではと。
しかたがないので急遽ソースをいじって、アドレス変更時の例外処理を追加した。
この遠隔でソフトの更新もできてしまうのが、IoTのすばらしさ!
たしかに言われてみれば、朝晩寒くなったころから、この症状がでたな……
というわけで、農場長を疑って申し訳なかったです。(来週しっかり飲ませてきます)