感想を記録するためのものなのでネタバレで書いてます。
ご注意下さい。

感想の続き

原作を読んで映画ではどういうシーンになるのか期待していたシーンが2つ。

まず1つ目は、行方不明になった王子が有科の前に現れた途端、有科が王子を殴ったシーン。
期待どおりの出来だった(^_^)

映画では斎藤監督の話がメインだったけど王子と有科の話も良かったな。
王子が有科にゼロから作り上げる苦労を語るシーンは、愚痴ではなく本音を口にしていてそれだけ王子が有科に心を許していることが感じられた。

王子のシーンということでは斎藤監督と会見のシーンは王子の「ハケンアニメ?」の台詞が聞きたかった。
タイトルを否定するというか価値観を押し付けられたくない、作られた価値観の為に作っている訳じゃない、という意志が現れていて印象的だった。
しかし、映画は斎藤監督が主役だし斎藤監督と王子とのやり取りだったからこの台詞がなくても当然かな。

作中で『サウンドバック』と『リデルライト』のアニメが流れているけどもっと観たいと思った。
作ってくれないかな(^_^)

それと、
エンドロールが流れた時、辻村深月さんの名前が原作以外で出てきたのには驚いた。
しかも、2か所。
意外だった。

色々書いたけど、とにかく面白かった。