『ハケンアニメ』
紀伊國屋ホール
辻村深月さんの原作がどう舞台化されるのかとても興味があった。
面白かった(^_^)
観終わった後、同じ言葉を口にしている観客が何人もいた。
面白かった、という同じ感想を持った人がいたってことは嬉しくなった。
舞台ということは当然、原作と違う部分があるわけだけど気にもならなかった。
又、原作の良さが随所に出ていた。
最初に驚いて面白い、と思った点は主人公が原作にはでていない人ということ。
この主人公が第三者の役割で物語の進行役をしたこと。
それにより観客が内容を理解しやすくなった。
又、原作には出ていない人が物語の進行役を務めることによって原作の出演者が原作に近い言動をすることになり、原作を読んだ人にも違和感なく話を楽しめた。
有科と監督の再会シーンは格別だった。
あのシーンが見られるなんて。
原作とまるっきり同じという訳じゃないけど「原作のシーンだ」と思えるものでこの舞台で一番興奮した(^o^)
王子の会見シーンも良かった。
原作とまるっきり同じというわけじゃないけど、それに近いくらいで、王子の考えがよく伝わるシーンだった。
それと、
大場美奈さんが幸田尚子さんへ説明するシーンでのセリフは驚いた。
大量のセリフを途切れることなく話して凄かった。
観てよかった。
楽しかった(^O^)