『修道女たち』
KERA・MAP #008
本多劇場
鈴木杏さんと緒川たまきさんが出演するということで観に行くことにきめた。
それにタイトルにも惹かれた。
タイトル通りの内容なのかそれとも全然別の内容なのか。
どんな話になるのか楽しみになった。
そして、内容はというとタイトル通りに修道女たちの物語だった。
ただ単純なものではなかった。
一人一人の物語でもあるけど修道女たちみんなの物語でもあった。
そして、悲しくやりきれない気持ちになる物語でした。
あまりにも理不尽だから。
自分達の為に誰かが犠牲になる。
それを防ぐため自分達に刃を向けるものが現れる。
せめてもの救いは電車に乗れたことかな。
とはいっても最初から最後まで重苦しいというわけではなかった。
犬山イヌコさんの伊勢志摩さんに対する突っ込みは一服の清涼剤みたいだった。
タイミングといい度合いといい冷静さといい絶妙だった。
目当ての(^^)鈴木杏さんと緒川たまきさんはというと、二人が絡むシーンが多くたまらなかった。
鈴木杏さんは無邪気に行動し、それを緒川たまきさんが優しく丁寧に受け止めていた。
満足のいく時間だった。