『日日是好日』

お茶のゆったりした雰囲気と黒木華さん、多部未華子さん、樹木希林さんに興味があり観に行った。

お概ね、イメージ通りの作品だった。
落ち着いた感じだった。
その中で笑ったり感心したりする場面もあり感情が動かされた。

雨の日は雨を聞く、
雪の日は雪を見て、
夏には夏の暑さを、
冬には身の切れるような寒さを。

このセリフには感動した。
新鮮だった。
忘れていた感覚を思い出させてもらったようだった。

それから、お茶(茶道)が季節や自然を身近に感じているということに気づいて驚いたしうらやましかった。

又、掛け軸で季節感を出すだけでなくもてなしの気持ちを表したシーンは感動した。
特に達磨の掛け軸には嬉しくて自然と顔がほころんでしまった(^^)

目当て(?)の黒木さんは作品の雰囲気にぴったりだった。
若いときもその後も自然だつた。
その中ではじける場面は意外で新鮮だった。
こういう姿が見られるとは思わなかった。
又、多部さんとのバランスも良かったし多部さんも黒木さんとのバランスが良かった。

樹木さんも役にぴったりだった。
厳し過ぎず、甘すぎず、何でも知っているかというとそうでもないし、動じないのかと思うと楽しみなことにははしゃぐし。
自然体な感じが心地よかった。

心落ち着く気持ちのいい作品でした。