『ドリーム』

 

アメリカが有人ロケットを飛ばそうとしていた時代、実際にNASAで働きロケット開発に大いに貢献した3人の黒人女性をモデルにした作品です。

 

観終わってとても爽快な気分になりました(^^)

 

舞台は、人種や男女の差別がある時代です。

話の中でもそれが重要な要素となっています。

差別の話、となると、暗くなりがちですが、この作品は差別に対する不平不満を訴えることを主題としているわけではありません。

差別を受けながらもその中で自分達自身の力で道を切り開いていく人達を描いています。

その姿はとても力強くて興奮し感動しました。

 

それと、三人の女性にはとても好感が持てたし、笑わせてももらったし、喜びもしました。

オープニングから三人の魅力にくぎ付けになりました(^^)

 

実在の人物をモデルに作品を作るのは難しいと思います。

的を絞らないと内容がぼやけてしまうだろうし、誇張してもいけないし。

それなのにこの作品は三人もモデルがいるなんて。

見事に三人それぞれに光が当たっていてその上、ストーリーもわかりやすくなっていて、素晴らしい作品でした。

 

観た甲斐がありました。

 

気持のいい時間を過ごせました(^^)