父が亡くなって今日でまる2年。
あの時のことは今でもよく覚えている。
私の人生の中で一番衝撃的な出来事だったから。
あの時からたしかに時間は動いているが、父が亡くなったあの時間はいつまでも止まっているような気がする。

2年経つが、今でも父の事を気にかけてくれる人がいる。
親戚の人だったり、知り合いの人だったり。

父は決して人に好かれる見た目はしていなかった。
強面な感じの風貌だった。

又、言葉使いもガサツだった。

そして、話す内容も遠慮の無いキツイものだった。

それなのに、父の事を悪く言う人はいなかった。
むしろ、好かれていた。

家族からすると、父がどうして好かれるのかとても不思議だった。


それでも、父が人から好かれるという事はとても気持ち良かったし、羨ましかった。


そんな父に会えなくなって2年。


まだ、そばにいてほしかったと思える時間です。