『路地恋花 3』 麻生みこと 講談社
職人達のお店が入る長屋の住人の恋に関わる話の第3巻です。
今回は美容師、製本屋、靴屋、そして、大家さんの話です。
この作品は恋の話とはいっても成就する話よりもうまく行かない話のほうが多く描かれています。
(今回もそうです)
でも、重苦しくありません。
からっとしているわけではなく、引きずらない、話になってます。
それと、恋の話だけではなく仕事の話でもあり、失恋で落ち込んでいたら仕事にならない、というてんも前向きな感じがする原因になっていると思います。
そうです。
恋と仕事の話が丁寧に描かれているのがこの作品の魅力だと思います。
1巻、2巻も面白かったけど、今回も面白かったです(^^)
次巻は来年の夏ごろ発売の予定だそうですけど、とても待ち遠しいです。
それと、毎回楽しみな表紙ですが、今回は紅葉でした。
カバーが若干透けているのでそのままでもうっすら見えます。
(カバーをはずした表紙)
1巻が桜、2巻が朝顔でしたが、4巻はどうなるのかな?
楽しみです(^^)