『マザーウォーター』
水に携わる仕事をする三人の女性と彼女たちを取り巻く人々を描いた作品です。
事件があるわけでも無く、何かに向かって行動するわけでは無く、何か結論のようなものが出るわけでもありません。
ただ日常をゆったりとそして優しい気持ちで描いています。
日常、とはいってもちょっと日常では見かけないシーンもあります。
もたいまさこさん演じるマコトが、市川実日子さん演じる豆腐屋のハツミから豆腐を買って食べるシーンはそのシーンの一つですが、もたいまさこさんが演じると違和感が無いというのは不思議です(^^)
こういうシーンがいくつか出てきますが、微笑ましくて思わず”くすっ”と笑ってしまいました。
食事のシーンが色々出てきます。
ただ、食べているだけなんだけれども、見ていて落ち着くし、なぜか”幸せそう”とも感じました。
感情の起伏の少ない作品でしたが、飽きたりイライラする事もなく楽しめました(^^)