『数学ガール』 原作:結城 浩  作画:日坂水柯


本屋でこの本を見た時、タイトルに引かれて衝動買いした。

数学が好きだから内容が楽しみだった。

しかし、読むのに苦労した。

想像した以上に数学があふれていたので気後れしてしまって・・・(^_^;)

しかし、いざ読んで見ると確かに難しい部分はあるし数式が沢山出てくるがそれだけではなくて出てくる数学を丁寧に説明していて”わかった”ような気分を味わう事が出来た。


内容は、高校生の男1人と女2人の話だけれど恋愛話という程3人の関係ははっきりしていない。

数学を中心に3人が結びついているように描かれているからだ。

しかし、まるっきり恋愛について描かれていないわけでは無い。

それは、淡い恋心や片思いや意外な恋であったりするけれど数学が多くの部分を占めるこの作品の中で出てくると思わず嬉しくなってしまった。


最初は最後まで読めるのかと思ったけれど読んでみて面白かった(^^)

数学部分も恋愛部分も楽しかった。


原作者は、数学部分を飛ばして読んでも良いと書いているけれど、確かにその通りかもしれない。

3人の関係だけでも面白いと思う。

ただ、そうは言っても数学の苦手な人は数学が沢山出てくるだけで読むのが大変な本だとは思うが(^_^;)