『風が強く吹いている』
以前、テレビで放送した舞台版を見て面白かったので、期待して見に行った。
期待通りの出来だった(^^)
主役のハイジ(小出恵介)がカケル(林遣都)に対して長距離選手に対する一番の褒め言葉は強いだと思う、と言うけれどそれが作品に良く出ていた。
メンバーが速さや他人との勝負を求めずに、走りぬく事を目指していている姿が純粋で気持ちの良いものでした。
スポーツ作品の場合、ストーリーがしっかりしていてもスポーツシーンがいい加減だったりわざとらしいものだったら興ざめした作品になってしまいます。
ところがこの作品は、パンフレットにも書いてありますが、沢山の人や時間や手間や知恵を使い駅伝シーンを撮っています。
又、出演者も実際にトレーニングを積んでいます。
その結果、臨場感や迫力のある駅伝シーンになっていました。
ライバルや悪役も出てきますが、笑えたり、泣けるシーンもあったり、清清しい気持ちの良い作品でした(^^)