Manazuru Crossing from Kenny Kaneko on Vimeo.

今朝は無風のはずが予報が外れて朝から海面ざわつき西風が吹いていました。
久々海でのパドリングだったので楽しめました。

レースアカデミーでも皆でアップダウンの軽いインターバルを繰り返しました。

ここで今日思ったことがいくつかあります:

1)いくら速い板でも乗りこなせない板は意味が無い:
決してフラットで漕げても今日みたいなコンディションになると上手く乗って漕げない板を乗っているのがほとんどだと思います。速くて細い板に乗りたいのも分かりますが落ちたりフラフラ漕ぐのは大変だということをわすれないように。
2)ウネリを繋ぐこつ:今日ダウンウィンドのこつについてアカデミーで話しました。ダウンウィンドは「漕力」では無く、いかに海を読み楽に漕ぐかが大切です。うねりを繋げる感覚は確かにアウトリガーカヌーやSurfskiに乗ったことが無くSUPしかやってない人には難しいかもしれません。三つアドバイスがあるとしたら:

1. うねりに乗ったら下まで下らずうねりのトップにいることを意識すること。
うねりを下ると瞬間的な速度は出ますがそのあと必ず前のウネリに刺さり失速します。失速を防ぐよううねりを捕まえたらトップでリラックスして「穴」を見つけます。(良く世界的にも勘違いされるのは最大速度が速い=速いと思ってしまうことです。ダウンウィンドの時は最大速度が速いから速いわけではありません。最大速度が速いということはその後必ず失速してしまうからです。カヌーでもそうですが本当にダウンウィンドで速いトップの選手達は最大速度は遅く平均速度が速い人がほとんどです。
2. トップで待ちながら「穴を探す」うねりを掴んだらトップでリラックスして待ちその前に乗り継ぐ為の穴を見つけます。前のウネリの背中にあたらないように穴をみつけて前のウネリに乗り継ぎます。
3. 視野は広く 漕いでいるとどうしても足下や自分の板を見てしまうと思いますがダウンウィンドの際は常に自分先でなにが起きているかを見るのが大切です。まずは自分の1メートル前を常に見ながら漕ぎ、最終的には10メートル、20メートル前を常に見れるようになりましょう!

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以上今日レースアカデミーで感じたことでした!

Kenny