では今回は、キャロル / ライブ・イン・リブヤング LP盤の内容に少し触れてみましょう。

「それでは皆さんお待たせしました。キャロルが入って来ます…」

キャ~!!

ドツツ、ドツツ、ドツツ…

というカッコイイ! オープニング。

彼ら2枚目のシングルヒット「ヘイタクシー」のイカした!大幅なアレンジ版で始まるそれは、もう素晴らしい!の一言です。

その他の曲は、スタジオ版とほぼ変わらないのですが、A面最後「ファンキー・モンキー・ベイビー」の、あのカッコイイ! イントロが切れているのが当時、とってもイヤで気になっていました。

それがその後、数十年も経ったある日! ネット上のあるキャロルファンの掲示板で知ったのですが…

このLPの「ファンキー・モンキー・ベイビー」と「ルイジアンナ」だけは何と? スタジオ録音モノに、キャ~! って歓声を被せただけのモノだったらしいのです。
何と! スゴイ裏技使い? 恐るべし… 日本フォノグラム。
それを踏まえ、聴き直してみると… イヤ、ホント! その通りでした。 只、何の為? ファンキー… のイントロをカットしたのかは不明ですし、そもそも何故この2曲がスタジオ音源なんでしょう?
恐らく、ライブ演奏の録音失敗があって、これらのベスト2曲が無いままでの発売は出来ない! って判断だったのでは? と、推察されます。

さて… ここでもう一つの、ライブ・イン・リブヤングにまつわるトリビアを、ご紹介します。
それは、当時あまり知られていなかったコトです。

あのコロ、レコードと共にミュージックカセットなる商品が売られていたのを覚えてる方… ズバリ! 貴方はイイお歳ですね。

ははは…

…スンマセン。

これは、レコードと同じモノがカセットテープになっていて、プレイヤーを持っていない方向けの商品だったんだと思います。
ですので、キャロルのLP盤を持っている自分には通常、関係無いモノだったんですが…

ある日、レコード屋さんで何気なくカセットコーナーを見ていて、このライブ・イン・リブヤングがあるなぁ~! と思っていたら…

何と!?

…つづく。





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