コロナ禍新システムを数々導入してきた会社も多いはず。
振り返ると困っている人を助けるサービスが商売の本質だったりもするなって思いました。
ニッチビジネスに注目が集まり、より細かい場面で困っている人を救済するサービスが日々誕生していっています。
今日はニッチビジネスについてお話しします🔥
ニッチビジネスは英語で「Niche business」とつづり、「特定分野」「隙間市場」あるいは「隙間ビジネス」といった意味合いを持つ用語です。
元々「Niche」は「壁龕(へきがん)」という、壁をえぐって作られた凸状の建築デザインを意味する言葉でした。
転じて「裂け目」「割れ目」「くぼみ」といった意味で使われる単語になり、そこからビジネスの世界における「Niche business(ニッチビジネス)」という用語として使われるようになりました。
「隙間ビジネス」とは具体的にどのようなものかというと、マーケットのうちごく一部のユーザーをターゲットとしてサービスを売り出すビジネスのことをいいます。
つまり、マーケットの「隙間」を狙ったビジネス、ということです。
例えば、左利き用のアイテムばかりを揃えている道具店や、レコードやカセットを扱っている店、あるいは、いわゆるゲテモノ料理店といったものも、ニッチビジネスの事例として挙げられます。
・ニッチビジネスが生まれる理由
通常のビジネス、特に大企業の場合は売上金を大きくし企業規模を大きくしていくことを目指します。
そのため自社のサービスを売り出す際には、マーケットを支配して寡占的な状況を生み出すことで、利益を独占しようと試みます。
一方で、マーケットを支配できるようなサービスを生み出すためには、マーケットの大多数を占めるユーザーのニーズを満たすようなサービスを提供し続けなければなりません。
これはサービスとしての機能はもちろんのこと、サービスの安定的な提供や、国境を越えて展開するサービスの場合には各国の法的規制や文化・言語への対応など、様々な面でクオリティを保たなければならないことを意味します。
それに費やすコストは莫大なものとなること、さらには既存の大企業が商売敵となることから、規模の大きくない企業、特にベンチャー企業にとっては「マーケット支配」は非常に高いハードルとなっています。
そこで、無理にマーケットを支配することを目指すのではなく、マーケットの限られた部分にターゲットを絞って、少ないながらも確実に売上の見込めるユーザーを掴もうという考え方が出てきます。
これがニッチビジネスが生まれてくるメカニズムです。
・ニッチビジネスのメリット
ニッチビジネスを生み出すことの最大のメリットは、ターゲットを限定することで、その限られた範囲においては大企業に太刀打ちできるサービスを生み出せる可能性が高まることです。
先述のとおり大企業はマーケットの大多数のニーズを満たすべくサービスを提供します。
その一方で、マーケットのそこかしこにあるニッチなニーズまでを満たすようなことはできず、多くの場合で「大企業のサービスでは満足できない」ユーザーが存在します。
このような大企業が囲い込めなかったユーザーを狙い、彼ら彼女らのニーズをとことん満たすようなサービスを提供することで、規模は小さいながらも大企業に勝てるチャンスが巡ってくるのです。
また、ターゲットが限定されているため、サービス開発及び提供にかかるコストも比較的小さく済む、ということもニッチビジネスのメリットです。
これは特に予算や人的資源の限られるベンチャー企業にとっては経営戦略上重要な要素でもあります。
さらに、その時点においてはニッチなニーズであっても、将来的にはマーケット全体に波及するような大きなビジネスチャンスへと発展していく可能性があるのも、ニッチビジネスの魅力です。
・ニッチビジネスのデメリット
これは個人的な考えですが、
ターゲットが限られている分、見込める売上の規模も限られる。
場合によっては時代の移り変わりによりニッチなニーズそのものが消滅してしまう可能性がある。
ニッチビジネス展開の際にはマーケットの動向を綿密に観察しなければなりません。
ニッチだったはずの分野が一般化することで、競合他社の参入などによりビジネス環境が厳しくなっていく。
・ニッチビジネスを捉える為には
ニッチビジネスのアイデアは、サービスを継続したり事業展開のための足がかりとなる「確実なニーズ」を見込めるかが最大のヒントとなります。
自社の提供するサービスがニッチなニーズを満たす水準にあるかを見極めることも重要です。
・最後に
ホスピタリティと同じように根源にはサービスの本質がある。
今いるお客様だったら、
未来再度利用してくれるお客様だったら、
自分だったら
どのようなサービスがあると嬉しいかという観点からお仕事を見つめ直していきましょう!
個人的には正しいマニュアルでお客様は満足してくださります。
それでも満足させきれない方にはニッチビジネスの考え方が参考になると思います!
基本、基礎があってこそなので。