みなさん、おはようございます♫
【大人のボーカル倶楽部】ボーカル・コーチ Kennoa です♫
ここ数日、花粉に悩まされています。
みなさんは花粉、大丈夫ですか?
今日のお題は……Green Green Grass of Home/思い出のグリーングラス♫
トム・ジョーンズの大ヒット曲です!
日本語でも『おも~いでの グリーン グリーン グラ~ス オ~ブ ホ~ム』と森山良子さんが歌っていらっしゃいますね♫
さて、カラオケでこの歌を英語で歌っている方の大半は(私が聞いたかぎりですが……)……
♫It's good to touch the green, green grass of home♫……のくだりにある green(緑の)を……
green ではなく……
grin(ニタリと笑う)と歌っているように……
聞こえます~_~;
それは、なぜかというと……
green の母音 [i:] の長母音の音が、日本語の『い』とは違うから!
子供が『いーだっ'』と憎まれ口をきくときの、あの強い音にが green の母音なんですぅ。
口角をしっかりと左右に引くことがポイント♫
日本語の『い』に近いのはまだしも grin のほう!
『故郷の緑の草』と歌いたいのに……
知らないうちに……
『ニタリ、ニタリ、故郷の草』……
なんて、オカルトチックにならないように……
気をつけてくださいっ‼︎(笑)
追記
この歌、ただの望郷の歌ではありません。
実は、死刑囚の望郷の想いをつづっています。
1番&2番の素敵な故郷の情景は、3番にきて全て死刑囚の儚い夢だったことがわかります。
3番では、夢から覚めて、看守と牧師に付き添われて最期の場所へ進むシーンが歌われていて……ラストは故郷での埋葬シーンで終わります。~_~;
明るい曲調と違って、なんともせつない歌なのでした。
ちなみに、日本語版には、3番がありません……あなりにもむごい感じで、美しい訳詞ができなかったのかな……なんて勝手に思っています♫