私たちにとって3回目の「弥生 献立」。

 

image

 

2回目は二年前で、初めては2015年であった。そう、初回2015年はこちらの宿としては二回目で「富士の間」。あれからこれまで毎年複数回泊まる様になったのだった。

 

お部屋係さんは基本は初回宿泊時からずっと同じお部屋係さんが担当してくれることでも有名なお宿。でも私たちは一番最初の方は退職されたと説明されましたが、以降は特に理由を聞いたり確認したりはしませんが3人目のお部屋係さんとなり、且つ4人目の方となる場合もありなんかこの頃は3人目の方と4人目の方が交互になっている気もする。今回は3人目の方で今回は4人目の方。これまた「働き方改革」が関係しているのかどうかは分かりません。「ヱビス」の瓶でスタート。

 

image

 

先附。小茶碗。

 

image

 

ああ今回も今宵が始まったか、って感じ。何時も美味いのです。

 

向附。
 

image

 

穴子の薄造りも。一般的に珍しいと言われている穴子の薄造り。確か以前もこちらでいただいたかしら?あと、札幌の和食屋さんでも一度いただいたな。あれは噴火湾のだった。

 

日本酒へ。

 

image

 

俵屋オリジナルですが従来の吟醸酒から純米酒へ変わったらしい。へ~。私は最近は純米大吟醸含めどれも良くなったけど以前は純米酒を好んで選んでいましたからこれはこれで良いですが。

 

煮物。蛤真蒸。この季節ですね。

 

image

 

特にこういうのは美味いのではないと美味くない(上手く言えないけど)。

 

焼筍。グジ磯辺焼。

 

image

 

これまたこの季節。私は育ったところが基本筍が無いところなのでこれまで正直それほど美味いのを食べた事がないのかもしれなく良く分かっていないのでしょうがやはり美味いものです。グジも美味い。

 

温物。
 

image

 

鱒もこの季節でしょうか。でも鱒って結構お腹にきますね。膨れました。

 

日本酒追加。このタイミングですが私は強肴でも漬物でもお酒問題無くいただけますので。

 

image

 

でも、その強肴の写真を撮り忘れた.......。不覚。

 

漬物とご飯。

 

image

 

漬物は日本酒のアテにも。昔の実家の様に今では大量の漬物を自家製で漬けることもないから、、。こういうところでの漬物が最高に美味く贅沢に感じるのは実は悲しい事?

あと、昔から「普通に美味い」と大好きであったがおそらくは生産者が変わり........と思っていた、ご飯。ここ数回はこれはこれで良いのかなと思い始めたが特に今回は普通に美味いかな、と思えた。いずれにせよ何時もお櫃に残さず全部食べますが。

 

水物。

 

image

 

このゼリーも確かに何時も美味いですね。

 

そして、和三盆「福俵」。これも何時も嬉しい。

 

image

 

ごちそうさまでした。初めて宿泊した際の感想と同じですね。旅館なのですから宿泊とセットの食事、そして「部屋食」なんですよね。正直、あまり「部屋食」を好まない私たちですがこちらの「部屋食」は流石。外食でいただくものとは違うのですよ。個人的には。


それでは今回緒も食後の「恒例」、共用スペ ースを拝見。先ずはやありアーネスト・スタディから。良かった今回は誰もいない。

 

image

 

image

 

直ぐに後にする。ここに長居しているのは野暮と思う私なので。

 

ああ、弥生だね。

 

image

 

image

 

image

 

内裏雛。最初の2015年「弥生」宿泊は「富士の間」。その際はお部屋の床の間にも内裏雛。あの時のインパクトは今でも忘れない。あの時。こちらの宿に繰り返し訪れたいと考えたかと思う。

 

今回も他の宿泊者とは基本会わずに共用スペースを拝見出来ました。

 

image

 

image

 

私もそうですが、他の方も他の宿泊者を見たくないでしょう。折角の宿泊が、、、、ですよね。

 

部屋に戻り休みますか。ベッドルームだからお部屋係さんも少し楽だったかな。

毎回書くけど、、、。こちらの宿で評判の「防音」、「夜とても静か」については「感覚的」な面も大きく、ハード面での「防音」は正直残念な時もある。

でも、今回はそういう観点ではなく全く個人的な事情で......。ぐっすりとは寝られませんでした。

でも、そんな状況でも、いや、そうな状況だから?

やはり良い宿ですね、と逆説的?に思ってしまうのでした、、、、、、。