Kenn Kato official blog「heal in the noize」Powered by Ameba-GND9thSG

2010.10.13(水) 発売
9th Single「Ready to be a lady」

収録楽曲
1.Ready to be a lady
※日本テレビ系「フットンダ」10月度エンディングテーマ
※日本テレビ系「ハッピーMusic」10月度POWER PLAY
2.風のカプセル
※ytv「鳥人間コンテスト選手権大会2010」公式テーマソング
3.しあわせの秤 
※CX系「すごキュン」9月度エンディングテーマ

なぜか記事の公開ができず、遅くなってしまいましたが10月第2弾発射です。

 今回の作品はまるでミニアルバム。全く違うタイプの楽曲が三曲収録されてます。どの曲が一番好きかと問われれば、自分的には「しあわせの秤」なんだけど、GIRL NEXT DOORとしてはやっぱり「Ready to be a lady」が今一番彼ららしいのかな?

 なんか懐かしくて甘酸っぱい気持ちになれる「風のカプセル」は1STアルバムの時点で構想はできていて、やっと日の目を見ることができた曲。この流れを汲んだ曲がまだ他にもあるんだけど、その詩をつなげていくと一つの物語ができるようになっています。これはまだ誰にもお話ししていないここだけのお話。

 さて、その「しあわせの秤」なんだけど、人は常に右か左か?、上か下か?、やるかやらないか?そんな選択に向き合っていかなければならないもの。けど、好きか嫌いか?という命題は選択じゃない、すでに答えが出ている問い掛けなんだと思う。

 もっと厳密にいえば好きか嫌いかじゃなくて、好きか好きでないか?嫌いか嫌いじゃないか?というのが正しいのかもしれなくて、好きじゃない、とか嫌いじゃないっていうグレーゾーンの中で人が迷うことはほとんどないんじゃないかな?

 「好きなものは好き」で「どうすることもできない」気持ちにどう向き合っていくか、それがきっと「形なきもの」を秤に乗せることなんだと思う。思うように針が振れないのは理想と現実のバランスがとれていないからで、それは自分だけでは決められないということを指し示しているんだと思う。はかれないものをはかろうとする時点で迷路にはまりこんじゃってるんだろうな、きっと。

 Ready to be a ladyも違うように見えて似たメッセージが込められていて、たかが電話一本で憂鬱がゴキゲンに変わってしまうのは理想に現実が近づいたからだと思うんだ。人の心ってつくづく単純で純粋なもの。ただ一つどちらにも共通するのは「純」であるということ。今回のシングルはその「純=PURE」という人の心の透き通った部分に焦点を定めた一枚だと思います。

 彼らの、そしてぼくらスタッフの純な気持ちがみんなの心に届けばうれしいなぁ。。。