pastel wind~風になりたい~(Ver1.0/FullSize)
Written by Kenn Kato
Composed by Kenjiro Sakiya
通り過ぎた恋なら、もう
忘れよう、と いい聞かせた
目覚める度、鏡の中
泣いた顔を見たくないから
なのにふと、
自由に慣れた頃に
その笑顔、思い出すよ
パステルの風になりたい
気づかれぬように、君のもとへ
春を待ち色づく世界のように
次の予感、届けたい
柔らかな風になりたい
肩越しにその髪を撫でて
そっと囁き
静かに抱きしめたい
たとえどんなわがままでも
その気持ちは止められない
だからぼくは、なにも言わず
その背中を、ただ見送った
ポケットの中には
握りしめたさよならが
眠ったまま
パステルの風になりたい
その手のひらを開いてみた
いつの間に想いはカタチを変えて
違う文字が浮かんでた
透き通る風になりたい
言葉のカケラ空にかざし
君の町へと
飛んでゆけるものなら
行き場をなくした、素直な想い
ありがとう、を 届けたいよ
穏やかな風になりたい
君の心に吹いていたい
不器用で無邪気なあの日のままで
君とふたり、暮らしたい
パステルの風になりたい
涙に溶けた、想い出色
なにもかも許せる場所にいるから
気がついたら、その時
優しく笑って
06.JAN.10
By Kenn Kato
All right reserved by Kenjiro Sakiya and Kenn Kato
なにかの拍子に突然ふわっと思い出す・・・相手の心の中にそんな風に残れたらいいな、という願いが込められた作品です。
ほんの一瞬でもいいという控えめな願いに、相手との間に起きたすべての事を許せるようになった、「乗り越えた強さ」のようなものを感じてもらえたら、なーんて考えて書きました。
記憶というのは不思議なもので、その当時体験した生々しい感覚だけを失っていくもの。だからなぜか時が経つにつれいい事しか思い出さなくなる、あるいは悪い事もある種美化されていくものです。それが「想い出」の正体なのではないか、とか思うわけです。
そしてそれは心が生き続けていくために必要な自然治癒力のようなもの。心も身体とおなじように蘇生する力を持っているともいえる、かも。
いいかえれば、自分がそう思うという事は相手が自分の中にそういうカタチで残っているという事でもあり、それはひとつの出逢いが自分の一部になったという事でもあるんじゃないかな?
つまり、その分強くなっている、って事。だから、どんな別れも決してムダになることはない、とか思うんだよね。きれいごとに聞こえるかもしれないけど、なくしたものは必ずなにかを残していくものだと、ぼくは信じたいです。
忘れたい、忘れたいと思っているうちは絶対に忘れられない。だけど気づいた時にはふと思い出しているというこの矛盾した心のメカニズム。実に人はうまく創られているものだよね。
だから、いま別れを経験して悲しい思いをしているあなたにも、いつかきっとこんな風に思える日が来るんだと思います。
他人事だからそんな風にいえるんだよ!
とか怒られたりしちゃうかもしれないけど、ああ、確かにそうかもしれないな、といつの日かきっと感じてもらえると願っています。
そういえば、あいつ、しあわせにしてるかなぁ・・・
なーんちゃって(笑)
Written by Kenn Kato
Composed by Kenjiro Sakiya
通り過ぎた恋なら、もう
忘れよう、と いい聞かせた
目覚める度、鏡の中
泣いた顔を見たくないから
なのにふと、
自由に慣れた頃に
その笑顔、思い出すよ
パステルの風になりたい
気づかれぬように、君のもとへ
春を待ち色づく世界のように
次の予感、届けたい
柔らかな風になりたい
肩越しにその髪を撫でて
そっと囁き
静かに抱きしめたい
たとえどんなわがままでも
その気持ちは止められない
だからぼくは、なにも言わず
その背中を、ただ見送った
ポケットの中には
握りしめたさよならが
眠ったまま
パステルの風になりたい
その手のひらを開いてみた
いつの間に想いはカタチを変えて
違う文字が浮かんでた
透き通る風になりたい
言葉のカケラ空にかざし
君の町へと
飛んでゆけるものなら
行き場をなくした、素直な想い
ありがとう、を 届けたいよ
穏やかな風になりたい
君の心に吹いていたい
不器用で無邪気なあの日のままで
君とふたり、暮らしたい
パステルの風になりたい
涙に溶けた、想い出色
なにもかも許せる場所にいるから
気がついたら、その時
優しく笑って
06.JAN.10
By Kenn Kato
All right reserved by Kenjiro Sakiya and Kenn Kato
なにかの拍子に突然ふわっと思い出す・・・相手の心の中にそんな風に残れたらいいな、という願いが込められた作品です。
ほんの一瞬でもいいという控えめな願いに、相手との間に起きたすべての事を許せるようになった、「乗り越えた強さ」のようなものを感じてもらえたら、なーんて考えて書きました。
記憶というのは不思議なもので、その当時体験した生々しい感覚だけを失っていくもの。だからなぜか時が経つにつれいい事しか思い出さなくなる、あるいは悪い事もある種美化されていくものです。それが「想い出」の正体なのではないか、とか思うわけです。
そしてそれは心が生き続けていくために必要な自然治癒力のようなもの。心も身体とおなじように蘇生する力を持っているともいえる、かも。
いいかえれば、自分がそう思うという事は相手が自分の中にそういうカタチで残っているという事でもあり、それはひとつの出逢いが自分の一部になったという事でもあるんじゃないかな?
つまり、その分強くなっている、って事。だから、どんな別れも決してムダになることはない、とか思うんだよね。きれいごとに聞こえるかもしれないけど、なくしたものは必ずなにかを残していくものだと、ぼくは信じたいです。
忘れたい、忘れたいと思っているうちは絶対に忘れられない。だけど気づいた時にはふと思い出しているというこの矛盾した心のメカニズム。実に人はうまく創られているものだよね。
だから、いま別れを経験して悲しい思いをしているあなたにも、いつかきっとこんな風に思える日が来るんだと思います。
他人事だからそんな風にいえるんだよ!
とか怒られたりしちゃうかもしれないけど、ああ、確かにそうかもしれないな、といつの日かきっと感じてもらえると願っています。
そういえば、あいつ、しあわせにしてるかなぁ・・・
なーんちゃって(笑)