「カノジョいないので今度是非ヲトモダチを紹介して下さい」
おいおい、ちょっと待てよ?
そんなこと言わなくたって、
今この出会いの一つ一つを大切にしていけば、
わざわざそんな風にアタマ下げなくても
自然と出会いは増えてくるんじゃないかな?

「一人でも多くの人にメッセージを届けたい」
おいおい、それもちょっと待てって
一体そのメッセージで、キミはなにを伝えるんだい?
まずはそれを見つけようよ。
自分自身を納得させられないで、
見ず知らずの人を説得しようってのは、
ちょっち虫が良すぎやしませんか?

Kenn
2004/04/14(Wed)

ぼく「ははは。こういうの、よくある話しだよな」
ボク「本末転倒、とでもいうのかな?」
ぼく「まあキモチはわかるけどね。こういうのって社交辞令みたいなもんだともいえるし」
ボク「いや、でもこの時は結構両方ともマジだったんだよね」
ぼく「でもそんなに突っ込まなくてもいいんじゃない?オトナゲナイ」
ボク「でもさ」
ぼく「そういうぼくらはなにを伝えたいのかな?」
ボク「・・・」
ぼく「だろ?伝えたいことなんてその時にならないとはっきり見えてこないもんなのさ」
ボク「恋もおなじ、ってことか」
ぼく「そう。欲しい欲しいと思ってる時って、視点が固定されちゃうから見逃してたりするもんだろ?」
ボク「恋はするものじゃなくて、気づいたら落ちているもの、か」
ぼく「そう。その時になれば自然と出てくるものなのさ、相手なんて」
ボク「それが誰かを介していてもいなくても」
ぼく「そうなんじゃない?」
ボク「気負い過ぎなだけ?」
ぼく「だと思うよ。まああまり安易にいいたくはないセリフではあるな」
ボク「ところでさ、」
ぼく「ん?」
ボク「なんで、虫が良すぎる、っていうんだろ?」
ぼく「うーん、広辞苑に訊いてみた方がいいかも」
ボク「苦虫とか、虫酸のたぐいかな?」
ぼく「かもな」
ボク「まだまだボクらも未熟だな」
ぼく「未熟っていうか、上から目線なんじゃない?」
ボク「ううっ」
ぼく「本人は真剣なんだもん。多少の空回りはするでしょ」
ボク「一所懸命な人をカンタンに否定しちゃいけないよな」
ぼく「と、いまのぼくなら思う、かな?」
ボク「年の功?」
ぼく「失礼な!」
ボク「いやいや、悪い意味じゃなくてさ」
ぼく「まあいいけどさ。ぼくがいいたいのは否定するのはカンタンだ、ってこと。要は自分がその立場に立たされたとしたらどうよ?っていう視点がないとさ」
ボク「思い遣りかぁ」
ぼく「まあね、そういうぼくもそれに気がついたのは最近のことなんだけどさ」
ボク「でもいずれにしてもそれを越えるのは自分しかいないってことだろ?」
ぼく「ま、それはその通り。でもさ、近くにいたら、なにかしてあげられるかもしれない、だろ?」
ボク「お人よしすぎないかい?」
ぼく「自分が何らかの関わり合いを持っていたとしたら?」
ボク「そりゃ出来るだけのことをしてあげるだろ。あ!」
ぼく「だろ?」
ボク「自分にも矢が飛んでくるかもしれないぜ。ボクみたいな」
ぼく「受けて立つしかないだろ?もっともそういう時が来るかどうかはわからないけどね」
ボク「覚悟は出来てる、ってことか」
ぼく「まあ、そういうことかな」
ボク「読んでる人にはどういうことかまったくわからないだろけど」
ぼく「いいんだよ。これはボクとぼくの会話なんだもん」
ボク「それにしても今日はなんだかのんびりしてるな?」
ぼく「今日はオヤスミにしたから」
ボク「最近意図的に休むようになってきてるな」
ぼく「その代わりその日だけだけどね。次の日からはまるで元通りのすっちゃかめっちゃかだ」
ボク「体調、悪いんだろ?」
ぼく「うーん、まあね」
ボク「膝、そんなに調子悪いのかい?」
ぼく「ああ。結構悪いかも」
ボク「病院行けよ」
ぼく「もう一回行って着たんだけどね。よくならないから、別の病院に行ってみる。なるべく早くいってくるよ」
ボク「トレーニングのし過ぎなんじゃない?」
ぼく「いや、たぶんサッカーの古傷だと思う」
ボク「いずれにしても、なるはやで、な?」
ぼく「ああ」
ボク「あ!そういえば」
ぼく「ん?」
ボク「大事な友達が結婚したろ?」
ぼく「ああ、そうそう。さっきおめでとうメール打っておいた。お返事もしあわせそうだったよ」
ボク「よかったなぁ・・・」
ぼく「それ以上はいわなくていいよ」
ボク「ああ。野暮なことはいいたかない」
ぼく「同窓会がてらみんなで集まってお祝いしたいところだけど」
ボク「とてもじゃないけど、いまそんな時間ないもんな」
ぼく「みんなおなじだろ?きっと」
ボク「でもしばらく静かになるんじゃない?」
ぼく「みんないっちゃったからな」
ボク「置いてかれちゃったんだ」
ぼく「いや、ついていく必要ないし、その間にやっておかなきゃならないことがぼくにはあるし」
ボク「そっか。役割分担があるんだもんな」
ぼく「まあ事前にちゃんと打ち合わせしてぼくの任されてる部分にはみんなの意向をちゃんと刷り込んであるし」
ボク「まあ、急ぎ急ぎの連続はしばらくなしになるだろから、その間にすこしゆっくりしなよ」
ぼく「まあ、出来る限り?」
ボク「みんなお土産買ってきてくれるかな?」
ぼく「まあ、ないだろうね」
ボク「もうすぐ誕生日なのに?」
ぼく「その頃には逆にぼくが日本にいない」
ボク「取れたのかい?休暇」
ぼく「無理矢理にでも、とる」
ボク「アハハ」
ぼく「今年はこれでも結構頑張ってるのに、まだ一回も休暇とってないんだもん。それくらいいいだろ?」
ボク「どうぞお好きに」
ぼく「楽しみだなぁ」
ボク「いいことだ」
ぼく「行くまでが楽しくて、行ったらあっというまに終わっちゃうからな」
ボク「いいじゃん」
ぼく「いいだろ?」
ボク「じゃ、せっかくの休日、これ以上邪魔すんのもなんだから、今日はこれにて失礼!」
ぼく「ああ。またな!」