AmebroPhotojenicSunSet� 『PhotojenicSunSet~感動~』

誰だって
思わずカメラを向けたくなる風景がある
シャッターを切ってからも
夕陽が水平線に沈むまで
しばらく見つめ続けずにはいられない
思わず溜め息の出るような
夕焼け



 「天が眠る」も「Red sky」もそうだけど、夕焼けって世界中のどこでも見られるものなのになぜか人の心を惹きつけるなにかがあると思わない?それは色彩感覚に訴え かけてくるものなんだろうけど、だからといって七色に変化していく空の色のせいだけじゃないとぼくは思うんだ。

 きっとそこには「今日という一日が終わってしまう」という寂しさがあり、裏返せば「終わらないでほしい=時間よ止まれ」みたいな思いがあるような気がす るんだよね。だから多くの場合夕焼けに気を引かれる瞬間って旅先とか休みの日とかが多いでしょ?もっと日常的にいうと「サザエさんのエンディングテーマを聞くとなんだか無性に寂しさ を感じるんだよねー」なーんて感覚とおなじなのかな?

 夕陽が沈むまでの時の流れというものが人の心に対して引力を持つのは、きっと「生きている」ことそのものとか、「限られた時間を思いっきり生きろー」みたいな天からのメッセージを伝えているからなのかもしれないなぁ。

 この写真は少年のsilhouetteがない方が一見きれいなんだけど、カメラを構えて、一所懸命暮れてゆく太陽が彩る美しい時間の流れを追いかけているこの少年がいるからこそ成立する写真。よっぽどこの島での滞在が楽しかったんだろうな、っていう空気が伝わってくる。実際ここの島はめっちゃ楽しい場所なんだけどね!両親を連れて行った最後の海外になるのかな?もう一回連れていきたいけど、こんな遠い所はもう年齢的にムリだろうなぁ。それがちょっと寂しいけど、両親があんなにはしゃいだ姿をみるのは子供の時以来だったから、とてもいとおしい想い出になりました。

 必ずしもおなじとは言えないけど、誰かの心象風景の中に自分がこの少年のような存在感を持って残れたら、それはとっても素晴らしいことだと思うんだ。もちろん太陽そのものでもいいし、空や海でもいいんだけどさ。ホントに脇役なんだけど、この少年の背中のような大切な役割。

 いまを生きる人たちの心の中に、素敵な想い出を残してほしいと願う、見ず知らずの人のsilhouette。ぼくら作家って、そんな存在になることがもっとも光栄なことなんだと考えてます。

 昨日のライブ、みんな凄い楽しんでくれていました。ある意味ステージの上に立つ彼らは太陽だったり☆だったり、空だったり、海だったりするとすれば、関係者席 に座るぼくらの背中はちょうどこの写真の中のこの少年のような存在。いるのかいないのか、誰なのか?さえわからない、いやむしろステージに夢中で気づかれ もしないんだろうけど、自分たちが作った楽曲を心ゆくまで楽しんでくれているお客さんの笑顔を心に焼きつけて次の作品を創り出す糧とする。そういった意味 ではライブ会場に足を運ぶことがとても重要な意味を持つんだよね。

 昨日はライブ後「箱打ち」と呼ばれる会場内での打ち上げに顔出して、今年の夏にデビューする予定の秘密兵器について社長と軽く打ち合わせ、そのまま友達のなかねっちと西麻布の隠れ家で飲みました。

 でもいつもは別の場所で顔を合わせている仲間が偶然流れ込んできてゆっくり話せなかったのが残念><その後向かいの行きつけの店にみんなと流れて散 々飲まされた揚げ句朝の4時くらいに帰宅。さすがに疲れたのかそのままソファーで2時間くらい寝ちゃって、寒くて起きてシャワー浴びてからもう一度寝まし た。

 で、今朝10時頃に起床、いまのところ最後の〆切りになる作品の直しをいま終えたところです。直しといいながらもほぼ全面書き直しになっちゃったけどね。

 この後3時からレッスンがあるけど、それを6時に終えたらひさしぶりの休日です^^v

 でも来週から秘密兵器に搭載する楽曲制作にまた入ることになり、当分海外はお預けになってしまいました:_:

 明日一日は仕事には一切触れずに過ごす予定です。ブログは更新するかもしれへんけど・・・

 以上、二日酔いの日記でした^^:

 ちゃんちゃん!

Kenn